グルメ・おみやげ
岡山・津山のご当地グルメ『津山ホルモンうどん』&鉄道館で“Wてっちゃん”の旅!/お好み焼三枝・津山まなびの鉄道館(岡山県津山市)
津山に来たらコレ!『津山ホルモンうどん』
古くから牛馬の流通拠点だった岡山県北部の津山市は、ホルモンをこよなく愛するお土地柄。
食肉処理施設が整っているだけでなく、ホルモン処理にかかる時間はわずか10分以内。この技術が臭みのない鮮度バツグンのホルモンを可能にしているんです。
桜色のキレイなホルモンでしょ?津山では、小腸、ハチノス、ミノ、センマイ、カシラ、シマチョウなどなど、種類もたくさん出回っていますよ。
津山の絶品ホルモンを手軽に味わうなら、『津山ホルモンうどん』を召し上がれ♪地元有志でつくる『津山ホルモンうどん研究会』が過去、『B-1グランプリ』に出場し、上位入賞を果たしたご当地グルメの雄なんです!
イチオシは、JR津山駅から車で10分の『お好み焼三枝(みえ)』。地元が支持するお店は、ホルモンの鮮度と美味しさに定評があります。
津山をPRするため、全国各地(なんと海外にも!)に出展する『三枝』さん。今回わたしがオススメするメニューは、ここ津山に来ないと味わえない逸品です。
『三枝』の塩ホルモンうどんはマスト!
それが究極のホルモンうどん、『塩ホルモンうどん』です。
ホルモンうどんの主流は、少し辛味の効いた味噌味。『三枝』で食べられるシンプルな塩味は、鮮度が高いホルモンだけに許された味付けなんです。
「塩ホルモンください!1玉で!」(注:通常はうどん2玉が一人前。少食のひとは1玉でオーダーすべし)
豪快なコテさばきを間近に見ることができる距離感もグッド!
この段階で食べたいぐらい(笑)。
湯気を立てて出てきた、究極のホルモンうどんがこちら…
見た目に分かるホルモンのプリプリ感!噛みごたえはあるけど、サクサク切れる食感。部位によって歯ごたえ、味が違うのもおもしろい!
脂の乗った小腸はバツグンのうまさ。
ホルモンの旨みをまとうのは、うどんとタマネギ。タマネギは甘みを増してアクセントに!
至福のひと皿だーーー。
『津山まなびの鉄道館』もご一緒に♪
1980年ごろ、上山三枝子さんが始めた『三枝』。いまは息子さんがのれんを守っています。スタッフ皆さんの人柄もあって、常連さんと観光客でにぎわうアットホームな雰囲気。ご当地グルメは、その土地の温もりと一緒に味わいたいですよね。
ここにも寄って!『津山まなびの鉄道館』
『ホルモン=てっちゃん=鉄っちゃん』つながりで、津山の名所をひとつご紹介します!
2016年4月にオープンした、JR津山駅そばにある『津山まなびの鉄道館』。国内2番目の規模の扇型機関車庫は見ごたえありますよ。
蒸気機関車やディーゼル車など、鉄道好きは興奮すること間違いなし!
『ダブルてっちゃん』で満足な津山トリップ、オススメです!
瀬戸内Finderフォトライター ハタノエリ
関連地域
岡山県
旅に出たとき一番気になるのはお天気ではないでしょうか。日本で一番雨の日が少ない、「晴れの国」岡山県。瀬戸内海特有の穏やかな気候は、農業や産業だけでなく岡山の文化も育ててきました。江戸時代からの町並みを残す美観地区、made in japanのジーンズが注目される繊維の街。鷲羽山から雄大に延びる瀬戸大橋や、牛窓から見下ろす瀬戸内海は息を飲むほどの美しさです。まさにハレの気分で岡山を歩いてみてください。