日本三大庭園の一つ、『岡山後楽園』。
あの『ミシュラングリーンガイド・ジャポン』で最高評価の三ツ星を獲得した国の特別名勝は、言わずと知れた岡山の人気スポットです。
晩秋が狙い目!岡山後楽園で紅葉狩り
もちろん、瀬戸内Finderでもすでにご紹介済みの『岡山後楽園』ですが、さらなる魅力をお伝えするため、晩秋の後楽園にクローズアップします!
秋の風物詩といえば、紅葉狩りですね。
後楽園の正門から入って迎えてくれるのが、見事な枝ぶりのモミジの木。あでやかな赤のにぎわいに、樹齢を重ねた風格を感じます。
この時期限定の『紅葉トンネル』も、息をのむ美しさ。園内は、こんな紅葉の絶景ポイントがあちらこちらにあるんですよ。
『千入』とは『幾重に染める』という意味。真っ赤に色付いたカエデやモミジの下に、苔のグリーンがコントラストを成す園内の名勝。残念ながら撮影時はまだ『見頃』前でした。11月終盤がオススメですよ(後楽園全体の紅葉の見ごろは11月中旬~12月初旬)。
人気のヒミツは最高の姿で望める岡山城
四季折々の植物や伝統建築物など、魅力満載の後楽園。あえて、この園のチャームポイントを挙げるなら、庭園から美しい城郭を望むことができるこの景観かも。
漆黒の壁で造られていることから『烏城』と呼ばれる岡山城は、後楽園とは『旭川』を挟んで徒歩5分の距離。色づいた庭園の木々と烏城のコラボがクールでしょ?
晩秋押しの理由はもう一つあるんです。
それが、後楽園と岡山城周辺でこの時期(2018年は11/16(金)〜 11/25(日)※同時開催「秋の烏城灯源郷」)開催するライトアップ。特別に夜間も開園して、昼とは別の味わいの庭園を楽しめます。
城と庭園を一緒に望む1枚がこちら…
夜間のライトアップは格別の趣
わわー、ファンタスティック!!
地元作家さんが手掛けた竹あかりと、和傘から漏れる柔らかな光が描く、雅な情景。視界の先には、闇夜に浮かぶ岡山城。現代ならではのめで方ですね。
光に浮かぶ紅葉が水面に映る様など、見どころが尽きない晩秋の後楽園散策。一年のうちの限られた庭園の姿を、ぜひ目と心に焼き付けてくださいね。
岡山後楽園
所在地/岡山県岡山市北区後楽園1-5
開園時間/3月20日~9月30日 7:30~18:00(入園は17:45まで)
10月1日~3月19日 8:00~17:00(入園は16:45まで)
※早朝開園を実施中につき、2016年11月30日までは7:00に開門。
※『秋の幻想庭園』2018年11月16日~25日は20:30(入園は20:00)まで開園。イベント開催で開園時間が変わるのでホームページを要チェック。
開園日/年中無休
入園料/一般400円、65歳以上140円、高校生以下無料(無料期間は2017年3月31日まで)
電話/086-272-1148
http://okayama-korakuen.jp/
瀬戸内Finderフォトライター ハタノエリ
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この記事を取材したフォトライター
ハタノ エリ
1978年宮崎県生まれ。愛媛県松山市在住。 新聞記者のちフリーライター。 日常にも、おもてなしの心があふれる愛媛。2年前、この地を離れても忘れられず、2017年春、戻ってきました!訪れたらきっと、大好きになる。そんな確信があるからこそ、誰かの「愛媛行き」を、グッと後押しする記事を書いていきたい。
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