うっかり立ち寄ったら最後!ついつい長居しちゃう、大崎上島“初”の観光案内所/大崎上島町観光案内所『風まちの時間』(広島県大崎上島町)【PR】

全国津々浦々。おそらくどの地域にもあるであろう観光案内所。
けれども、ITによって便利になった昨今、旅先でまず観光案内所を目指すという人はほとんどいないのではないだろうか。
私も、そうだ。
でもこの島の観光案内所には、ぜひ立ち寄ってほしい!たぶんここから始まる旅と、立ち寄らない旅とでは雲泥の差が生まれる。

大崎上島初!の自由すぎる観光案内所

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島の名は、大崎上島。
観光案内所の愛称は、『風まちの時間』。2016年にオープンしたばかりの、なんと大崎上島初の観光案内所!そう、今までなかったのだ!!

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中に入ると、外観と打って変わってカラフルな空間。まず目につくのは、壁面に描かれた大きなくじら。
「このくじらは島と何か関係あるんですか?」と聞くと、「ないと思います」という。さっそくこの絵を描いた観光案内所スタッフの1人、太田智之さん(通称、太田画伯)に話を聞く。

「うーん、なんで描いたんでしょう。自分でもよく分からないんです。ただ、くじらだ!と思ったんです。まわりに散らばっているのは島で栽培が盛んなみかんの葉っぱです」

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太田画伯はこの観光案内所の立ち上げのため、千葉県から移住。今では、仕事の空き時間に島の人に絵を教えている。それも観光案内所内のカフェスペースで!こんな観光案内所を私は初めて見た。

島の人がわんさか集まる観光案内所

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オープンしたばかりだというのに、次から次へとお客さんがやってくる。そのほとんどが島内の方。毎日通うおばあちゃんがいるほど、島の憩いの場として定着している。

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椅子に座っていると、「これ食べんさい」とよそ者の私にも差し入れが回ってくる。半日いただけで、島のおばあちゃんからフランス人留学生まで、いろいろな人と語らった。

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そんな観光案内所でクルクル動き回る女性が西本みなみさん。3人のスタッフのうち唯一の女性で、とても明るく機転がきく。
「じつはここ、使われてなかった建物を自分たちで手入れしたんです。あるものはほぼ島の人から頂いたもので、購入したのはペンキと布ぐらい。『これ何かに使えるかね?』って、いつも気にかけてくださって。ほんとうに大変だったけど、それが何より嬉しかった。これからは島の人と観光に訪れた人とが交流できる場所になったらな、と思っています。画伯と私はほとんど毎日いるので、いつでも気兼ねなく遊びに来てください」

ついつい長居しちゃう観光案内所

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そして、もう一人。この怪しげなヒゲの男が観光案内所のボス、南和希さんだ。昼メシを食べようとオススメの店を聞いたら、イチ押しのお好み焼き屋さんへ案内してくれた。
「観光案内所に『みなみ』が二人いるんで、ややこしいんですよね。島の人には南くん、みなみちゃんと呼んでもらっているんですが、みなみさんと言われたら、二人が振り向きます(笑)」

こんな感じで、お好み焼きを平らげるまでに、どれだけのことを話しただろう。観光案内所に帰ったときには、もう聞くことがなくなってしまった。

まじめなことも言っていた。
「もともとこの島は豊かで、観光に頼らなくてもやっていけたんだと思うんです。だから観光案内所も必要なかったし、いわゆる観光地っぽさが微塵もありません。僕はそこに惹かれるし、それでいいと思っています。そんな平凡な島を『ちょっと覗いてみたい』と思わせる仕掛けをしていきたいんです」

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「最後にスリーショットを」で、やってきたのは1F。レンタサイクルモビリティの貸し出し窓口。ここには壁に赤いキツネが描かれている。答えはなんとなく想像できるが、太田画伯にいちおう聞いてみる。
「うーん、どうしてだろう……」

みなみちゃんはかたわらで微笑み、南くんがすかさずフォローする。
「観光案内所って、小さくなった古い服を着せられている感じで、少し窮屈なんです。そこからはみ出たことをやりたい。それをやらないと意味がないと思っていて、そんな僕らの無意識に似た意識が『赤いキツネ』になったんじゃないかと思うんですよね(笑)」

とにかく訪れてほしい。
島の玄関口である白水港から目と鼻の先だし、居合わせた島の人から現地情報をこれでもかと聞くことができる。島の農家さんからの差し入れであろうミカンは「好きなだけどうぞ」の但し書きで入り口に置いてあるし、なんなら絵だって教えてもらえるかもしれない。

ただ、ぽーっと座っているだけで、大崎上島が理解できてくる。ついつい長居をしちゃう観光案内所なのだ!


●大崎上島町観光案内所『風まちの時間』
島の玄関口『白水港』フェリー乗り場から徒歩1分。1Fがレンタサイクルやモビリティの貸し出し窓口。2Fは観光窓口のほか、島のお土産コーナーとくつろぎスペースを併設。WiFi完備。珈琲も一杯150円〜ととってもリーズナブル♪
所在地/広島県豊田郡大崎上島町東野6625番地61
営業時間/9:00〜18:00
お問合せ/[Tel]0846-65-3455 [Mail]info@osakikamijima-kanko.jp
URL/http://osakikamijima-kanko.moon.bindcloud.jp/navi/index.html
FB/https://www.facebook.com/osakikamijima.navi/

瀬戸内Finderフォトライター 藤本雅史

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藤本 雅史

藤本 雅史

藤本 雅史/フォトライター 東京の広告会社と編集プロダクションを経て、3.11をきっかけにルーツである山口県に移住。 はじめは地域おこしと意気込むも、人口約100人の島のばあちゃんから聞いた「無人島になっても、それが自然なことならええ。またいつか人が住みつくときが来ようね」の一言に感銘を受け、肩の力が抜ける。 以来、雑誌や広告の企画・編集・執筆と少しの農業を生業としながら、大きなスケールの小さな声を求めて瀬戸内をあるく日々を過ごす。

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