徳島の森から届く癒しの音色 世界にひとつだけのスピーカー/株式会社山城もくもく(徳島県三好市)

これ、な~んだ?

実は両方ともスピーカーなんです!

初めて見た時、「何これ!?」「どこから音が出るんですか!?」と興奮気味に詰め寄り、このスピーカーを作っている徳島県三好市山城町の『株式会社山城もくもく』を紹介してもらいました。

世にも不思議な『音を奏でる木』を訪ねて

徳島県西部の町・山城町は、総面積の約85%が森林という林業の町。
『山城もくもく』は伐採から加工まで一貫して行う建材の会社です。
徳島県のブランド木材・徳島すぎを使った『Jパネル』を中心に、建築素材の製造・販売を行い、林業に関する人材育成や森林保全に取り組んでいます。

スピーカーを作ることになったのは、2013年(平成25年)、木を使って地域を応援したいという木材関係者の集まりがきっかけでした。そこで『山城もくもく』の井本さんは、すでに三重県で商品化されていた『花音』(双葉のようなスピーカーは『葉音』)と出会い、インテリアや趣味として県産材を活用しようと、スピーカー作りへの挑戦を始めます。


まず作ったのは、パネル型スピーカー『サウンドパネル』。
木の厚みやすき間をミリ単位で調整し、低音がどこまで出るかなど、細かく数値をとって実験します。思う音が出るまで、試行錯誤を繰り返し、開発には2年も費やしたとか。
「音質を追及すると、どうしてもボックス型のスピーカーになり、自然素材ならではの表情がなくなります。家電メーカーには適いませんが、自然素材ならではの柔らかな音を聞いていると、リラックスできる」と商品開発の苦労を語る井本さん。

緊張を和らげ、癒しの効果が期待できると、病院の待合室などへの設置依頼が増えています。
スタイリッシュなデザイン性も加わって、『サウンドパネル』は2015年のウッドデザイン賞 ハートフル部門木製品にもノミネートされました。

見た目はナチュラル、機能は最新!

その後、『花音』も徳島県の杉やヒノキを用いることに。
紙のように薄い木の部分が振動し、音を響かせる構造で、パーツはこれだけですが、中に和紙が挟んであり、丈夫で壊れにくい工夫もされ、繊細に仕上がっています。
Bluetooth対応なので、どこでもお気に入りの曲が楽しめますよ。

商品を直接見たい人は『鳥の巣カフェ』で展示販売を行っています。
このカフェのオーナーは店のテラスに『葉音』を持ち出し、新緑や月夜を楽しむのだそう。
木のぬくもりに包まれる素敵なお店で、お麩を使ったメニューがおすすめです。

スピーカーはどれも一点もの。希望に応じてカスタムできます。
葉っぱのカタチのスピーカーは54000円~、サウンドパネルは198000円~。

ぜひ一度、徳島の森が育んだ心地よい音色に耳をすましてみて下さい。


株式会社山城もくもく
徳島県三好市山城町下川1483
電話: 0883-86-2000
HP http://www.mokumoku-2000.com/
※商品に関する問合せとサウンドパネルの販売。

『葉音』『花音』に関する問合せは『山の加工場ネットワーク』へ。
電話:090-3850-7971
HP http://cfw-n.com

鳥の巣カフェ
所在地/徳島県三好市山城町大野496-3
最寄駅/JR阿波川口駅
電話/0883-86-2650
営業時間/10:00~18:00
定休日/水曜
http://torinosucafe.com/
※展示対面販売を行っています
阿波川口駅への交通情報

瀬戸内Finderフォトライター 飛田久美子

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飛田 久美子

飛田 久美子

飛田久美子(とびたくみこ) 1973年生まれ。 徳島県在住。 徳島県の出版社で10年以上勤務し、月刊誌の編集長を務める傍ら、MOOKや企業のパンフレット、HPなどの制作に携わる。2014年12月よりフリーのライター兼編集者に。美味しいもの、楽しいこと、新しいものはいち早く知りたいタイプ。自分史や自費出版の編集、電子書籍なども気軽にご相談を!2015年4月より地域おこし協力隊として、移住対策と地域資源の活用がライフワーク。

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