鬼がいるならきじもいるはず!?/きじ料理(愛媛県北宇和郡鬼北町)

愛媛県北宇和郡にある『鬼北町』。元々この地域が鬼ヶ城山系の北に位置することからその呼び名で親しまれ、全国でも珍しい『鬼』と名のつく自治体として知られています。そして鬼と関係があるものとして連想されるのが日本のおとぎ話『桃太郎』に出てくる『きじ』です。今回はきじを求めて鬼北町を回りたいと思います!

まず最初に訪れたのは『鬼北きじ工房』です。野生のきじを探すのは大変なので、きじ肉の加工を一手に担う工房でお話を伺いました。ところで、一口に加工と言ってもただきじを捌いて料理しやすくするだけではありません。48時間の『熟成』、マイナス30℃以下のアルコール液に浸す『急速凍結』、そして『冷凍保存』によりきじ肉の美味しさを最大限に引き出し、年間を通じて提供しているのです!

それでは美味しいきじ肉はいったいどこで食べられるか?『鬼北きじ工房』の近くにある風神様の看板が目印の『憩ふ食空間 風』でまずは一風変わったきじ料理を堪能します!

辛さ自慢の『タイ風きじのチキンカレー』

きじ肉は普通の鶏肉に比べると少々値段が高いですが「もっと気軽に楽しんで欲しい」ということで考案されたのが『タイ風きじのチキンカレー』(850円)です。きじ肉は柔らかいけど弾力があってクセがなく、そしてこのカレーはタイ風というだけあって辛いです! 辛いのが苦手な方は付け合わせのハチミツとヨーグルトで辛さをおさえることもできます。

期間限定の『きじトロぷりん』!

きじの産卵が年に一回しかないのはご存知ですか? しかも3月から6月の間だけに産まれる貴重な卵を使った『きじトロぷりん』(280円)はこのお店限定です。きじ肉と同じようにクセもなく口の中でとろける食感がたまりません!

さて、次なる目的地を目指して清流四万十川の最大級の支流である広見川を横目に見ながら走ります。きじはいるかな?と一応注意しているのですがそう簡単には見つかりませんよね。

お土産は道の駅『森の三角ぼうし』にて

肩にきじを乗せた巨大な『鬼王丸』が町を訪れた方を歓迎します。下から見上げれば迫力ある筋骨隆々の鬼の姿に圧倒されます!

店内ではきじ肉を使った特産品や鬼にちなんだ商品、そのほか当日収穫された新鮮な野菜などたくさんの品々を買うことができます。

森の中のやすらぎ空間

川の音を聞きながら山道を走っていくと森の中から山小屋風の建物が見えてきます。宿泊施設やキャンプ場を備えた『成川渓谷休養センター』にはレストランも併設されています。さて、ここではどんなきじを使った料理を食べられるのでしょうか!

こちらが『きじ丼』(810円)です。きじ肉がどどーんとこれでもかと言うくらい乗っています! 特製味噌に付け込まれたきじ肉はご飯によく合い一気に食べたいところですが、きじ肉の特徴でもあるその弾力をじっくりと味わいながら頂きます。美味しすぎてゆっくり食べるのがとにかく大変でした!

今回はきじ料理を巡る旅になりましたが、実は小屋の中で飼育しているきじを遠くから見ることができました。ただ、鳥インフルエンザなどの心配もあるので対面することは叶いませんでした。きじはニワトリと違って小屋のわずかな隙間から逃げ出したり普通に飛ぶことがあるため育てるのにも一苦労のようです。なので次こそ野生のきじを見つけに鬼北町に来たいと思います!


●憩ふ食空間 風
所在地/愛媛県北宇和郡鬼北町大字下大野14-4
最寄り駅/JR出目駅
営業時間/08:00~18:30(『きじトロぷりん』の購入は事前予約が確実です)
定休日/月曜
電話/0895-48-0300

●道の駅森の三角ぼうし
所在地/愛媛県北宇和郡鬼北町永野市138-6
最寄り駅/JR出目駅
営業時間/特産品08:00~18:00 レストラン09:00~17:00(L.O. 16:30)
定休日/月曜(※祝日の場合は営業)
電話/0895-45-3751
ホームページ/https://www.sankaku-boushi.com/

●成川渓谷休養センター
所在地/愛媛県北宇和郡鬼北町奈良成川
最寄り駅/JR宇和島駅
営業時間/レストラン 11:00~15:00
定休日/第2、第4火曜(※祝日の場合は営業、翌日休み)
電話/0895-45-2639
ホームページ/http://www.town.kihoku.ehime.jp/site/kanko-e/6972.html

瀬戸内Finderフォトライター 高橋秀綱

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