歴史
牛窓の姫伝説と牛鬼伝説が残るパワースポット/牛窓神社(岡山県瀬戸内市)
鳥居をくぐり、森の中の石段を登ると、立派な神門があります。
神門をくぐり、石段を登ると、広い境内の中に拝殿があります。
牛窓神社は、土地の神霊を祀っていたことが始まり。
家内安全、開運、厄払い、交通安全などを願い、遠くからも参拝客が訪れる有名な神社です。
またここは、日本の伝説の姫と牛鬼と言う怪物?の伝説が残る場所です。
日本の伝説の皇后、神功皇后(じんぐうこうごう)が、夫である天皇を亡くし、男装をして出発した場所だとここでは言われています。
ここに現れた怪物は、『塵輪鬼(ちんりんき)』と言う名前の鬼。
弓は真二つに海に落ちて、その時の鬼の首が現在の牛窓一帯にある小島、首が(黄島)、胴が『前島』、尾が『青島』となりました。
神社からすぐ近くに、これらの島が見えるスポットがあります。
亀山公園にある展望台です。
目の前に見える島が、鬼の胴が島になった『前島』です。
この島の向こうに、黄島と、青島があります。
また、牛窓という地名も、この伝説から付けられたとも言われます。
牛窓神社から海の方へ下り、南西へ少し行くと、天神社があります。
牛窓八景の中の一つで、日本夕日百選に選ばれている、夕日のスポットがあります。
とても神秘的な夕日です。
沈む夕日がとても綺麗です。
伝説が残る牛窓のパワースポットと夕日スポット。
恋人の聖地牛窓。大切な人と訪れてみませんか?
瀬戸内Finderフォトライター 大橋麻輝
関連地域
岡山県
旅に出たとき一番気になるのはお天気ではないでしょうか。日本で一番雨の日が少ない、「晴れの国」岡山県。瀬戸内海特有の穏やかな気候は、農業や産業だけでなく岡山の文化も育ててきました。江戸時代からの町並みを残す美観地区、made in japanのジーンズが注目される繊維の街。鷲羽山から雄大に延びる瀬戸大橋や、牛窓から見下ろす瀬戸内海は息を飲むほどの美しさです。まさにハレの気分で岡山を歩いてみてください。