その景観を海上から堪能できる大迫力の絶景クルーズ『うみがめマリンクルーズ』をご紹介します!
こちらはクルーズの出発点となる日和佐港。丘の上には日和佐城がそびえ立ち、たくさんの漁船が行き交います。
実は『うみがめマリンクルーズ』はこの漁船を利用した遊覧クルーズ。地元の自然や地形を熟知した漁師さんが操る船に乗って、太平洋の荒波が創り出したダイナミックな景色を海上から満喫できます!
出航して港を出るとすぐに切り立った断崖が見えてきます!
この断崖海岸は『千羽海崖(せんばかいがい)』と呼ばれ、約2kmにわたって高さ250mの岩壁が屏風のようにそそり立っています!
『千羽海崖』のスケールに圧倒されながらしばらく西に進むと、断崖の下に空洞がある奇岩が見えてきます!
この奇岩は『通り岩』と呼ばれていて、波が穏やかな日には空洞の中を通り抜けられるんです!
残念ながら今回は波が高く中に入れませんでしたが、写真のように漁船と比べるとかなり大きな空洞であることが分かりますね!
『通り岩』を後にしてさらに西に進むと、断崖の上を縫うように走る『南阿波サンライン』の道路も見えてきます。
ここで船は引き返し、再び『千羽海崖』を横目に見ながら東へ進路をとります。
そして、いよいよクルーズコースのハイライト!巨大な空洞を持つ『えびす洞』が見えてきました!
『えびす洞』は太平洋の荒波に浸食されてできた直径30m、幅32m、奥行き40mの徳島県最大の海触洞!
クルーズ船は旋回しながら空洞に近いづいていきます!
波が穏やかな日なら空洞の中に入るぐらい接近できるのですが、今回はこれが限界。それでも間近から見上げる『えびす洞』の迫力には圧倒されます!!
空洞の反対側は散策道が整備され、陸路から歩いて見学することも可能ですが、荒波の浸食作用で海側の方が大きく削られています。ぜひ海上から自然のダイナミズムを体感してください!
『千羽海崖』『えびす洞』など、徳島県南部の絶景海岸を約40分で巡る『うみがめマリンクルーズ』。
帰港後は獲れたてのイセエビやアワビを調理した港町ならではの『漁師めし』も味わえます!(別料金になります)
壮大なスケールの景観と美味しい海の幸を堪能できる極上のクルージングをお楽しみください!
なお、日和佐の海岸は『アカウミガメの産卵地』としても知られていて『うみがめマリンクルーズ』はそのことにちなんだ名称です。
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◇うみがめマリンクルーズ(約40分間)
所在地/徳島県海部郡美波町日和佐浦41-1
料金/大人:1,800円 小学生以下:900円
※事前予約が必要です。(2日前までに申込)
※海の状態により、予約を取り消す場合もあります。
※最低運航人数は大人4名様からとなります。他のお客様との同乗も可能ですのでお問合せください。
運航時間/10:00~17:00(夏季は18:00まで)
駐車場/あり(無料)
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
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この記事を取材したフォトライター
松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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by 瀬戸内Finder 編集部