岡山の街について、どんなイメージがありますか?
本題に入る前に、岡山で大好きな風景の一つをご紹介しますね。
それが、岡山市の中心街に延べ2.4キロでつながる『緑道公園』。用水路の両岸を緑が覆い、真夏の強い日差しも遮ってくれる『街中のオアシス』なんです。
オアシス沿いのフルーツサンド専門店
岡山=緑溢れる街。イメージがちょっと、変わりましたか?
その『緑道公園』沿いに、地元で大人気のサンドイッチ店があるんです。
小さな店構えの『nid sand(ニ・サンド)』はなんと、スイーツ系専門!
なんといっても岡山は、桃やブドウを筆頭にたくさんの果物が栽培される『フルーツ王国』。
この日は、県産の桃やイチジクを使ったサンドイッチが並んでいました。
フルーツだけでなく、『練乳抹茶』、『塩大福』、『黒豆きなこキャラメル』など、そそりまくる創作サンドもズラリ!
『口内協奏曲』を楽しんで!
サンドイッチ用のパンは、岡山で有名な天然酵母のパン屋さんから仕入れ、その日のパンの焼き具合に合わせて厚みを変えるそう。
スイカもサンド! 塩を利かせたホイップが絶妙にマッチ。
ここ数年、ホイップに胃もたれするわたし。
でも、『ニ・サンド』さん特製、甘さ控えめホイップは、軽くて胃に優しい。フルーツのおいしさをまるまる引き出し、口の中で素材が一体に!
カウンター上には『出番待ち』のメロン(笑)。こんな演出に、店主さんの愛を感じます。
お店を切り盛りするのは、宮脇直美さん。自ら木彫りした『ニサンド』の看板(宮脇さんの左に写っています)と、『断面命』のクオリティもスゴイ。
「単純だからこそ奥が深い」
洋菓子、ジェラートとパティシエ道を歩んできた宮脇さん。ある日、インターネット上で目が釘付けになったのが、ある有名サンドイッチ専門店の断面の美しさ。『師匠』と仰ぎ、アドバイスを求めながら、自分の味を追究しました。
「単純だからこそ、奥が深い。岡山の美味しいフルーツを発信できたら」(宮脇さん)。
オープンは2016年4月。オープン直後はあっという間に口コミが広がり、今では午後早々に売り切れる日もある人気店。
朝の『緑道公園』をのんびりと歩いて、『ニ・サンド』さんへ。そんなささやかな旅の一コマも、ステキですね♪
nid sand(ニ・サンド)
住所/岡山県岡山市北区柳町2-9-13
営業時間/12:00~売り切れ次第終了
定休日/水曜日、第1日曜日
電話/086-233-0802
https://www.facebook.com/pages/category/Dessert-Shop/nid-sand-205210869867469
瀬戸内Finderフォトライター ハタノエリ
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この記事を取材したフォトライター
ハタノ エリ
1978年宮崎県生まれ。愛媛県松山市在住。 新聞記者のちフリーライター。 日常にも、おもてなしの心があふれる愛媛。2年前、この地を離れても忘れられず、2017年春、戻ってきました!訪れたらきっと、大好きになる。そんな確信があるからこそ、誰かの「愛媛行き」を、グッと後押しする記事を書いていきたい。
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