国内をはじめ世界から高い評価を得ている高品質グラスビーズが実は広島で生産されているのを知っていましたか?広島の特産品で特に優れた『ザ・広島ブランド』に認定されているAiko Beadsをはじめ、質感やバリエーション豊富な色、形状にまでこだわり抜いたビーズを製造するトーホー株式会社が運営する『ガラスの里』の工芸体験をご紹介!
■工芸体験がとにかく充実!
広々とした工房にはビーズアクセサリー、万華鏡作り、キャンドル作り、ステンドグラス、七宝焼、マドラー作り、サンドブラスト、ハンドグラヴィール、トンボ玉など、どれも楽しそうで迷います!今回は、その中で吹きガラス体験を選びました。吹きガラス体験では一輪挿し、ビールジョッキ、コップ、ピッチャーの中から作る物を選びます。
真っ赤に溶けたガラスから制作スタート!さて、何が出来るでしょうか〜?答えは後ほど。
■初めてでも安心な吹きガラス体験
高温のガラスを扱うのって難しそう、そんな心配をよそに熟練のスタッフの方が制作工程の一部をやってくれて体験部分は安全に配慮しながら丁寧に教えてくれるのでリラックスして楽しめます。
「顔が熱い〜!」熱せられて真っ赤になったガラスを間近に見ながら小学生の娘も一緒に挑戦。熱さにびっくりしていました。炉の中は6000℃にもなるそう。想像を超える温度ですね!
いよいよお楽しみの吹く作業へ。風船を膨らませるような感じで長く「フーーッ!」吹いた途端にガラスが膨らんだ感動は今でも忘れられません。丁度良い大きさになったら持ち手を付けたり、形を整えて冷却して完成!体験時間は一人15分位でしたがもう職人気分(笑)自分で作れた〜!という達成感を味わいました。
しっかり冷却してから体験の翌日以降に発送してくれます(運賃別途)。工房で手作り体験をした人にはガラスの里のレストランで使えるお得なクーポンが発行されるのでお食事の際はお忘れなく。
外国人の方が工芸体験に来ている場面で、創作工房のカウンターにこんなアナウンスを見つけました。体験の順序が記してあって便利ですね。
体験工房の後は、お土産選び。マドラーやストラップなどの小物からガラス食器、地酒コーナーまで種類が豊富でつい長居してしまいます。この他に、太古のガラスから現代アート、ビーズ、工芸品まで、世界中の美術品や貴重な資料が展示されている有料のミュージアムゾーンがあり、ガラスの魅力を一日ゆっくり楽しめるようになっています。
■世界に一つだけのオリジナルガラス完成!
そして後日、お待ちかねの制作物が丁寧に梱包されて届きました!
制作したのは…正解はピッチャーでした!ドレッシングやシロップを入れるのに活躍しそうです。
吹きガラスならではの一つひとつ違う大きさや気泡。持った時の柔らかさ。とても気に入っています。
ガラスの里では夏限定の風鈴の絵付け体験もできるので(毎年7月〜8月末まで)、夏休みや旅行の際には是非楽しんでみてくださいね。
TOHO BEADS STYLE ガラスの里
所在地/ 広島市安佐北区大林2丁目12-55
開館時間/午前10時~午後5時(ガラス工芸体験受付:トンボ玉・ステンドグラスは午後3時まで。その他は午後4時まで※)
※当日の受付状況により、受付時間が早く終了となる場合があります。
休館日/毎週火曜日(祝日・7月20日~8月31日期間は除く)12月26日~1月1日
電話/082-818-0414
料金/吹きガラス体験1回3,500円(税抜)その他の工芸体験費用はHPにて確認を
http://www.garasunosato.net
瀬戸内Finderフォトライター 溝口咲子
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
Hashtags
旬のキーワード