萩の玄関口を目指して。人と人、人と街をつなぐ宿/ゲストハウス『ruco』(山口県萩市)

2015年、世界遺産に登録された山口県萩市。明治維新はここからはじまりました。
江戸時代の地図がそのまま使える『萩城下町』や維新の志士たちが学んだ『松下村塾』など当時の姿をとどめます。

そんな歴史の舞台となった街の一角に、山口県初のゲストハウスがオープン(2013年秋)しました。
その名は『ruco』。

日本全国はもちろん、海外からもゲストが訪れます。夜にはあたたかな明かりが灯って素敵な空間。一階と二階が交流スペースとなっており、ゲスト同士だけではなく地域の方々も集まっておしゃべりに花が咲きます。

この日は東京や鳥取からの一人旅、ヒッチハイカー、萩で働く地元の方もいらっしゃいました。初対面でもすぐに仲良くなれてしまう空間。夕食はみんなで近所の居酒屋『ふみ』さんへ。rucoのオーナー・塩満直弘さんオススメのお店です。日本海で獲れた新鮮なお刺身やお母さん自慢の揚げ出し豆腐が味わえます。

rucoのカウンターに並ぶのは塩満さん(右)と、ちょうどこの日が勤務初日だったヤスさん(左)。
『これ、ふみのおばちゃんに渡してね』と言われ、ヤスさんが受け取ったのは袋に入ったお菓子。地元の方々とのつながりが感じられます。

一階のカウンターで販売されているドリンクは、地元で生産されているものが中心です。『ちょんまげビール』というカッコイイ地ビールも!rucoに宿泊すると、あちこちに萩に関するものを見つけられます。例えばこの壁。

大漁旗や幕の制作をしている『岩川旗店』の布が飾ってあったり、萩のシンボル・菊ヶ浜の砂が瓶に入れられています。萩焼の窯元である『大屋窯』の陶器の欠片もモザイクのように壁を彩っていました。

こちらのユニークな椅子は萩の家具職人の作品。rucoに宿泊したゲストはここで萩の町とそこで暮らす人々のことを知り、地域をまわるきっかけになります。地元の人もまた、rucoに宿泊する人々を歓迎し、あたたかい交流が生まれています。

アメリカとカナダで二年間過ごした塩満さん。
「向こうでは誰もがフラットな立場で向き合っている感じがすごく心地よかった。地元・萩に戻ってきて、多様な人がいられる、色んな人がお互いの存在を認め合えるような場所を作りたかったんです」

rucoを中心に人の流れが生まれ、交わる。萩を知らない人が訪れるきっかけになる。塩満さんが当初思い描いていた萩の玄関口は、まさに今ここにあります。


【おいでませ!山口】
●ゲストハウス『ruco』
元楽器店だった4階建てのビルを改装したゲストハウス。素泊まりで気軽に滞在しながら人との出会いを楽しめる空間が魅力です。笑顔が絶えないオーナーの塩満さんは萩の面白い場所を色々と教えてくれる、町のコンシェルジュ。
所在地/山口県萩市唐樋町92
TEL/0838-21-7435 (受付時間 9:00〜11:00/16:00〜22:00)
メール/hagi@guesthouse-ruco.com
料金/ドミトリー:一泊2,800円、個室:一泊4,500円(一名様)、7,500円(二名様)、10,000円(三名様)
チェックイン/16:00〜22:00
チェックアウト/10:00
HP/guesthouse-ruco.com
Facebook/https://www.facebook.com/hagi.ruco/

瀬戸内Finder編集部

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