海から空へと飛び立つ新体験
日本初!水陸両用機での遊覧飛行のサービスが幕開けしたのは2016年。
フライトの拠点は、広島県尾道市のJR尾道駅から車で50分、ベラビスタマリーナ内にある『オノミチフローティングポート』。
まるで特別な世界へワープするかの様なエントランスを通って受付ラウンジへ。
既にここからワクワクした高揚感を抑えきれません。
ラウンジで地ビールやスイーツが楽しめる!
受付には『KODIAK 100』水陸両用機の可愛い模型が。
マリーナを一望出来るラウンジで、シャンパンや広島の地ビール、レモンケーキなど広島県産品として有名な品々を楽しみながら、搭乗を待ちます。
いざ搭乗!
座席は2座席×5列の10席で、座り心地は抜群。
パイロットシートは2席で、元ジャンボ機のパイロットをされていたというベテランパイロットさんお二人の操縦を目の前でみることが出来ます。
50分のフライトコースにいよいよ出発!
海上を走り、徐々に離水を開始。
この離水する瞬間のワクワク感、胸の高鳴り、もう言葉になりません。
50分の遊覧飛行コースは、村上海賊の城跡が数多く残る因島や、大三島、伯方島、能島、大島などなど、歴史と伝承の多い島々の景観をじっくりと楽しめるコースになっていました。
歴史ストーリーに多島海の景色を重ね、感動と感謝が溢れんばかりの気持ちに。
空から見る瀬戸内の鑑賞は、とても神秘的な体験に感じられました。
瀬戸内を優雅に飛行する紅の機体
2017年には、1周年を機に特別塗装の水陸両用機が導入されました!
機体の愛称は「ラーラ ロッサ」(ローマ字表記では「L’ala Rossa」)。イタリア語の「赤い翼」を参考に、親しみやすい名前にしたそうです。
塗装デザイン監修は、株式会社スタジオジブリの宮崎 駿監督、尾翼にある社名の揮毫(きごう)は鈴木 敏夫プロデューサーです。紋章の中に描かれている鳥は、広島県の県鳥である『阿比(あび)』。
瀬戸内の美しい多島美を眼下に、優雅に飛ぶ様子を表現しています。
瀬戸内の青い空に映える水陸両用機。
瀬戸内の新しい景観となって、みなさんに愛されることでしょう。
せとうちSEAPLANES
住所/広島県尾道市浦崎町1364-6
電話/0848-70-0388
https://setouchi-seaplanes.com/
瀬戸内Finderフォトライター 菅波葉子(㈱Rainbow Sake)
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この記事を取材したフォトライター
Rainbow Sake
菅波葉子 ㈱RainbowSake 菅波葉子(広島県出身) 2011年ハワイから帰国後、広島県に帰郷。 日本国内&ハワイの広告会社勤務の後、日本酒を海外に普及するPR会社㈱Rainbow Sakeを立ち上げました。 『SAKEで世界を笑顔で繋ぐ』その架橋になりたい!という想いで、日本とハワイ・シンガポールを中心とした海外を行ったり来たりしています。 帰国する度に地元の魅力を再発見し、瀬戸内海の心安らぐ穏やかな景色、新鮮で素朴な海の幸&山の幸に癒されています。 ㈱Rainbow Sake http://www.rainbowsake.com
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by 瀬戸内Finder 編集部