五色台の8つの絶景ポイントを巡るオススメのドライブコース!/五色台と五色台スカイライン(香川県高松市・坂出市)

香川県を代表する景勝地の一つ『五色台(ごしきだい)』。
瀬戸内海に突き出した溶岩台地で『五色台スカイライン』が南北に走っていて、瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら快適なドライブを楽しめます。

しかしながら『五色台』は複雑な地形で、かつ観光施設や展望ポイントも広い範囲に点在していて、初めて訪問する人にとっては少し分かりにくい観光地かもしれません。実際、私フォトライター松岡も最初はどこに行けば良い景色を見られるのか分からず、やや戸惑いました・・・。
そこで今回はフォトライター松岡が選んだ『五色台』の8つの絶景ポイントを、まとめて効率的に巡るモデルコースをご紹介します!

まず最初に五色台の周辺地図をご覧ください。
『五色』の名の由来となっている5つの峰『紅峰』『黄ノ峰』『黒峰』『青峰』『白峰山』が北から南に並んでいて、その間を縫うようにオレンジ色で示した『五色台スカイライン』が通っています。
このスカイラインの沿線に絶景ポイントが点在していますので、番号順にご紹介していきます。場所が分かりにくくなったら、この地図に戻ってきて確認してくださいね!

まず1番目の絶景ポイントは『大崎鼻(おおさきのはな)』。五色台の先端に位置し『五色台スカイライン』の起点となっています。
ここからは瀬戸内海に浮かぶピラミッド型の2つの小島、『小槌島と大槌島』が望め、春は桜名所としても知られています!

五色台にはいくつか入口(登り口)があるのですが、一番分かりやすいのは『大崎鼻』です。

2番目の絶景ポイントは先ほどの『大崎鼻』から『五色台スカイライン』をしばらく登った地点にある『大崎鼻展望地』。看板に従ってスカイラインを左折するとすぐに広い駐車場が見えてきます。その駐車場付近が展望ポイントになっています。

ここでは東西両側の景色が見られますが、特に東側の眺望が素晴らしく、朝日名所としても有名です。
写真の右側、ちょうど太陽が昇ってきた場所にある丘陵が『紅峰』で、『朝日が峰を照らし、あるいは夕日が秋の紅葉を染めて、それらが海の水に照り映えて、いつも赤々と山が染まっている』ことがその名の由来だそうです。写真はまさにそのような一瞬をとらえたもの!

3番目の絶景ポイントは『瀬戸内海歴史民俗資料館』。
先ほどの『大崎鼻展望地』のすぐ近くにある博物館で、観覧料は無料。木造船や漁労用具、船大工用具などを展示し、特色ある瀬戸内地域のくらしと文化について紹介しています。

この建物は『日本建築学会賞』を受賞し、『公共建築百選』にも選ばれていて、建築物としても高い評価を得ています。
そして、建物の屋上には絶景の展望台があるのです。

その展望台からの眺めがこちら!
ここも東側の眺めが素晴らしく、すぐ手前に『紅峰』が望め、瀬戸内海とそこに浮かぶ島々を見渡せます。

4番目の絶景ポイントも比較的近い場所にあります。
先ほどの『瀬戸内海歴史民俗資料館』のすぐ前にスカイラインから分かれる小道があり、その坂道を車で登っていくと『大崎山園地』に至ります。駐車場から5分ほど歩けば絶景ポイントに到着です!

ここには流政之氏によるモニュメントが設置されています。作品名は『またきまい』で、香川県の方言で『また来てください』の意味。

ここは西側に展望が開けていて『小槌島と大槌島』が眼下に浮かび、さらに遠方には『瀬戸大橋』が望めます。
春から夏にかけては『夕陽ポイント』としてもオススメです。

次はしばらく『五色台スカイライン』を南下していきます。このスカイライン自体が5番目の絶景ポイントで、丘陵の尾根伝いに伸びる快適な道を走っていると、所どころで瀬戸内海やそこに浮かぶ島々が望めます。思わず一時停車したくなるようなポイントもありますよ!

さらに『五色台スカイライン』を南下していく途中に6番目の絶景ポイント『黒峰展望台』があります。ここは東側の展望が開けており、『屋島』や『女木島』『男木島』などがよく望めます。

そして7番目の絶景ポイントは『休暇村 讃岐五色台』のすぐ隣にある展望台。『五色台スカイライン』を右折してしばらく東へ進んだ場所にあり、旅館の建物の横にかなり広い駐車場があります。

ここでは四国から本州に向かって全長12.3kmにおよぶ『瀬戸大橋』のほぼ全景が見渡せ、五色台を代表する『夕陽ポイント』としても知られています。


最後に8番目の絶景ポイントは『白峰展望台』。先ほどの『休暇村 讃岐五色台』から再びスカイラインに戻りさらに南下していった場所にあり、四国八十八箇所第81番札所『白峰寺』の手前にある展望台です。


ここも『瀬戸大橋』の全景を望めるほか、『讃岐富士』として知られる『飯野山(いいのやま)』やその山麓に広がる広大な讃岐平野も見渡せ、夜景スポットとしてもオススメです。

『五色台スカイライン』の沿線を中心にフォトライター松岡がオススメする8つの絶景ポイントをまとめてご紹介しました!
みなさんも『五色台』から瀬戸内海の多島美を眺めつつ、心地よい森林浴ドライブをぜひ楽しんでくださいね!


五色台と五色台スカイライン
住所/香川県高松市と坂出市
駐車場/あり(無料)
https://www.my-kagawa.jp/point/161

瀬戸内海歴史民俗資料館
住所/香川県高松市亀水町1412-2
開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日/月曜日(月曜日が休日の場合は、原則として翌火曜日)、年末年始
観覧料/無料
電話/087-881-4707
駐車場/あり(無料)
https://www.pref.kagawa.lg.jp/setorekishi/

五色台 大崎山園地
住所/香川県坂出市王越町木沢
駐車場/あり(無料)
https://www.my-kagawa.jp/point/436

休暇村讃岐五色台
所在地/香川県坂出市大屋冨町3042
電話/0877-47-0231
駐車場/あり(無料)
https://www.qkamura.or.jp/goshiki/

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