養殖真鯛の生産量全国一!伊予水軍が生みだした豪快な食/宇和島鯛めし(愛媛県宇和島市)

愛媛県宇和海は、養殖真鯛の生産量が全国一。
全国の半数以上の鯛を生産していて、その新鮮な鯛を使った郷土料理が名物となっています。

その中でも特に愛媛県南部で人気の郷土料理が『宇和島鯛めし』で、農林水産省の『郷土料理百選』にも選ばれています。

今回はJR宇和島駅から徒歩約2分、駅前商店街の中にある『かどや駅前本店』にお邪魔して『宇和島鯛めし』の食べ方やその魅力についてお伺いしました。

和モダンなつくりの店内にはカウンター席や座敷・個室が用意されていて、人数や利用目的によって選択できるようになっています。

そして、こちらが新鮮な鯛の切り身と小鉢や吸い物も付いた、かどやの『宇和島鯛めし』です!

『宇和島鯛めし』の主役は何といっても鯛!
宇和島で水揚げされた新鮮なマダイの刺身が中央にドーンと盛られています。

それでは、食べ方のご紹介。
まず最初に、卵の入っただし汁をよくかき混ぜて溶きます。

次に、だし汁の中に鯛の刺身を全て入れます!

さらに、海藻やしその葉などの薬味を入れ、軽く混ぜます。これで下準備は完了!

次にあたたかいご飯をお茶碗に盛り、先ほどの器の中から鯛の身や海藻などをご飯の上にのせます。
おひつにあるご飯は何度かお代わりできる量がありますので、鯛の身や海藻もお代わり用に残しておきます。

そして、上からだし汁を好みの量だけかけます。

最後にお好みで刻みノリをかけて、出来上がり!
さっそく一口食べると、ぷりぷり新鮮な鯛の旨みに卵とタレのとろっとした食感と味が絡まり、その美味しさは感動モノ!!
食べだしたら止まらなくなり、思わずおひつのご飯をお代わりしてしまうほどの絶品です!

『宇和島鯛めし』はその昔、伊予水軍の海賊たちが火の使えない舟の上で酒盛りをした際、酒を飲み干した後の茶碗にご飯を入れ、たっぷり醤油を含ませた鯛の刺身をのせて混ぜ合わせて食べたのが始まりとされます。

海を制した男たちが生みだした豪快かつシンプルな郷土料理『宇和島鯛めし』!
宇和島へお越しの際は、ぜひ一度味わってみてくださいね!


かどや駅前本店
住所/愛媛県宇和島市錦町8-1
営業時間/11:00~14:30、17:00~20:30 ※木曜日は17:00~20:30のみ営業
定休日/12月31日・1月1日
駐車場/あり(無料)
電話/0895-22-1543
https://www.kadoya-taimeshi.com

瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣

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松岡 広宣

松岡 広宣

松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/

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