岡山県を代表する温泉、美作三湯のひとつ『湯郷温泉』。中国自動車道・美作インターから車で10分ほどの場所に、旅館や共同浴場、足湯などが集まる岡山屈指の温泉地です。湯郷温泉の歴史は古く、平安時代に白鷺が傷を癒す姿を見て、高僧円仁法師が出湯を発見したといわれています。別名、鷺の湯。弱アルカリ性のナトリウム、カルシウム塩化物泉で美肌づくりに良いお湯です。
特別な日に泊まりたい上質なお宿
今回ご紹介するのは、特別な日にちょっと贅沢して泊まってみたい、上質なお宿『季譜の里』です。
旅館に入りまず目に留るのが、フロント前にある横幅約3m、高さは天井に届くほどの大きな生け花。譜面が流れるような、四季の巡りを感じて欲しいと名付けられた『季譜の里』。館内には70以上の生け花が飾られており、季節の花を通路などで見つけることができます。
ロビーも通路も畳敷きで、スリッパを履かずに移動できる館内。小さなお子さん連れのご家族にも好評なのだとか。
宿泊は一泊二食付、全33室。中でも格別なお部屋のスイートルームが2016年8月より2部屋増設され3室に。新しいスイートルームの一部をここでご紹介します!
スイートルーム『野路菊』は明るく開放的なお部屋。大きな窓からは里山をイメージして造られた中庭を眺めることができます。どこか家庭的でもありスイートルームといえど気張ることなく快適に過ごせそう。椹(さわら)造りのお風呂付きです。
スイートルーム『都わすれ』。先ほどの部屋とは異なり、洗練された都会的な空気が漂うスタイリッシュな一室です。もちろんお風呂付き。どちらのお部屋も素敵ですね!
季譜の里のお客さんは連泊される方やリピーターが多いそうで、サービスやお部屋、料理など総合的な満足度の高さがうかがえます。
内湯からも露天風呂からも庭を眺められる大浴場(写真は女風呂)。休憩できる空間も広く、デトックス効果が高い低温サウナの薬石蒸風呂などもあり、時間をかけて入浴したいお風呂です。
浴衣で入店OKな『STAY BAR』
夜に少し出歩いてみたい。そんな時にオススメなのが旅館の浴衣のまま入店できる『STAY BAR』。湯郷観光案内所から徒歩3分のところに位置しています。
カクテルやウィスキーなど、アルコールがダメな方にはノンアルコールカクテルも充実。特に飲み物のメニューはないので、バーテンダーに聞いてみてください。とっても気さくに答えてくれますよ!
特別な日は、ちょっと贅沢に。上質な時間がきっと大切な人との絆を深めてくれるはずです。
季譜の里(きふのさと)
住所/岡山県美作市湯郷180
電話/0868-72-1523
https://www.kifunosato.com
STAY BAR
住所/岡山県美作市湯郷600-1
営業時間/19:00〜25:00
定休日/日曜日
電話/0868-72-2125
https://www.facebook.com/STAYBAR-1414103062212090/
瀬戸内Finderフォトライター 沢坂千晶
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この記事を取材したフォトライター
沢坂 千晶
岡山県出身、2010年にUターンし在住。 元システムエンジニア。帰郷後はローカル情報誌の制作や、団体の広報、組織運営などに携わる。 佇んでしまうほど美しい姿を見せる自然と人情味あふれる優しい人たちが好き。 岡山と周辺の、いい場所、いい人、いいものをお伝えしていければと思っています。
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