※本イベントは終了しました。
小豆島で開催されている景観フォトコンテスト。
参加方法はこちら
その撮影対象となる場所は、指定された24のフォトスポットです。
小豆島の伝統産業である醤油造り、その醤油蔵も対象スポットのひとつ。
小豆島東部には多くの醤油蔵や佃煮屋さんが軒を連ねるエリアがあり、その一帯は『醤の郷』と呼ばれています。
今回はその中から、特におすすめの場所をご紹介!
醤の郷奥座敷『ヤマロク醤油』
まず紹介するのは、醤の郷の中でも最北部の奥まった場所にある『ヤマロク醤油』。
創業から約150年の老舗蔵で、現代表の山本康夫さんはたぶん五代目。
『たぶん五代目』というのも、蔵の歴史が古すぎて、もはや正確に分からないんだそう(笑)。
創業も、もしかしたら150年よりもっと前かも。
細い道の少々分かりづらいところにありますが、予約なしでも無料で見学させてくれる観光客に人気の醤油蔵です。
入口にある巨大な木桶は中に入って記念撮影もできますよ。
では早速蔵の中へ!
あぁ…、もろみの芳しい香りが…。
機械的に大量生産される醤油が多くなってきている中、『ヤマロク醤油』では昔ながらの伝統的な製法を守り続けています。
自然の力を借りて造る醤油だから、木桶の周りにはもろみを発酵させてくれる菌がたくさん付いています。
これが醤油造りの生命線であり、蔵元独自のまろやかな味わいを生む源なのです。
こちらで造られる醤油は、あっさりとキレのある『菊醤』と、深いコクのある二度仕込みの『鶴醤』の2種類。
それらを使ったポン酢やだし醤油もあり、その場でそれぞれを味見することができます。
もちろん購入もできるので、お土産にぜひ!
そして、魅惑の醤油スウィーツも…
ヤマロク茶屋で醤油スウィーツ!
実は『ヤマロク醤油』ではカフェ営業もしており、醤油を生かしたスウィーツをいただくことができます。
こちら、『アイスクリーム鶴醤かけかけ』(320円)。
バニラアイスに、コクのある二度仕込み醤油『鶴醤』をかけていただきます。
ウケ狙いのネタ商品かと思いきや、これが美味い!
なんだろう、この感じは…。
下手すれば個性を潰し合いかねない危険な組み合わせですが、ギリギリのところで絶妙にバランスがとれています。
まぁ食べてみれば分かる!食べてみて!!
他に、プリンの中に鶴醤が入った『醤油プリン』(320円)もあります(土・日曜・祝日限定)。
また、こんなのも。
「なんで醤油蔵でトマト??」
と思いましたが、これは『醤トマト』といって、醤油を絞った後のもろみの粕を肥料にして育てたトマトなんだそう。
で、これがビックリするほど甘い!
醤油のチカラ、恐るべし…。
蔵見学して醤油グルメも満喫したら、続いては『醤油蔵通り』へ。
マルキンの醤油蔵通り!
ヤマロク醤油から車で南へ約10分、とんでもなくデカイ醤油蔵があります。
ここは、小豆島で一番大きな醤油屋さん『マルキン醤油』です。
奥へ奥へと果てしなく続く蔵は、約100メートルの長さ!
これがフォトコンテストの対象スポットのひとつ、『醤油蔵通り』です。
中へ入ることはできませんが、外観だけでも十分迫力があります。
蔵の外壁に、何やらボタンを発見。
これを押すと、蔵の中の空気がぶわ〜っと出てきます。
うわー、もろみの良い匂い!
何回もボタン押したくなっちゃう(笑)。
マルキン醤油記念館&醤油スウィーツ再び
醤油蔵通りのすぐ近くには、『マルキン醤油記念館』があります。
この記念館は、元々はもろみから醤油を絞り出す圧搾工場でした。
館内には当時の設備が展示されており、伝統的な醤油造りの工程を知ることができます。
また、隣の物産館では、醤油はもちろん、小豆島の特産品も販売しているので、お土産もばっちり。
名物『しょうゆソフトクリーム』も!
醤油のコクが上手く生かされていて、これまた美味い!
醤油蔵通りに訪れた際には、必食です。
フォトコンテストはどの醤油蔵でもOK!
今回は醤の郷から2ヵ所を紹介しましたが、フォトコンテストの醤油蔵写真は、小豆島内の醤油蔵であればどこでもOKです!
あなたのお気に入りの蔵を見つけて、撮影してみてくださいね!
ヤマロク醤油
住所/香川県小豆郡小豆島町安田甲1607
営業時間/9:00〜17:00
定休日/無休
電話/0879-82-0666
P/10台
https://yama-roku.net
マルキン醤油記念館
住所/香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850
営業時間/9:00〜16:00
定休日/不定休
電話/0879-82-0047
P/大型駐車場あり
入館料/中学生以上400円 小学生200円
http://moritakk.com/know_enjoy/shoyukan/
【フォトコンテスト応募の際のハッシュタグ】
醤油蔵 #12shouyugura
醤油蔵通り #13hishionosato
瀬戸内Finderフォトライター 千葉大輔
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この記事を取材したフォトライター
千葉 大輔
千葉大輔/フォトライター 1985年生まれ、徳島県三好市出身、徳島市在住。 大学卒業後、徳島の出版社にて様々なMOOKの編集長を務め、2014年4月フリーランスのフォトグラファーとして独立しました。 写真と同時に、コピーライター、エディターとしても活動してます。つか、他にも商品開発やなんやら、いろんなことやってます。求められれば何でもやる、徳島人のくせに阿波踊りドヘタ、そんな僕です。よろしくどうぞ。 http://www.quareal.net/
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