宇部市の誇る一大アートイベント『UBEビエンナーレ』の中心地へ!/ときわ公園(山口県宇部市)

2年に一度の彫刻の祭典『UBEビエンナーレ』

『緑と花と彫刻のまち』として知られる、山口県宇部市。
その中心地となっている『ときわ公園』では、60年以上にも渡り『UBEビエンナーレ』が行われています。

ビエンナーレとは、2年に一度開かれる美術展覧会のこと。今でこそ全国各地で開かれるようになったアートイベントの、まさに先駆けのような存在です。
2022年は2年に一度の開催年です!

多彩な作品プランが一堂に会する応募作品展


〈2016年の応募作品展の様子〉
 

UBEビエンナーレは現代彫刻に特化しています。2021年には世界49か国から299の応募作品が集まりました。
2021年はコロナ禍を鑑み中止となりましたが、例年は応募作品展にてすべての作品プランがときわ公園内の会場で公開されます。
野外彫刻の約10分の1サイズで制作された模型作品には、それぞれ作家のメッセージが添えられており、作品に込められた思いを感じられます。

2021年は一次審査の結果、40点の入選模型作品と、さらにその中から15点の実物制作指定作品が選ばれました。この15点が2022年秋、第29回UBEビエンナーレの野外彫刻として公園内に登場します。

第29回UBEビエンナーレの開催を目前に控え、2022年は7月から8月にかけて作品の搬入や制作が行われました。

中には一般からボランティアを募り、作家さんと一緒に制作を手伝うというプログラムも!

ときわ公園内の膨大な彫刻作品の数々!

ときわ公園内では至るところに、歴代の出品作品である彫刻作品が常設展示されています。

植物や噴水の中にも、彫刻が自然に溶け込んでおり、風や温度によって見え方が変わるのが面白いです。

UBEビエンナーレ彫刻の丘には、1962年に開催された第一回全国彫刻コンクール応募展の『蟻の城』があります。

第29回UBEビエンナーレでは、この作品を囲むように今回選ばれた15点の野外彫刻が展示されます。

彫刻だけじゃない、ときわ公園の楽しみ方

公園には遊園地や動物園も併設されており、家族連れにも大人気! 遠足に来た子どもたちの姿も多く見かけました。

公園は入場無料なので、散歩やジョギングに立ち寄る地元の人たちにも愛されています。

こちらはときわ公園のシンボル、石炭記念館。
宇部市はかつて炭鉱都市として知られ、近代化産業を支えた時代もありました。

そんなこれまでの宇部と石炭の関わりを学べる記念館の上には、実際に炭鉱で活躍していた竪坑櫓を移設した展望台が!

エレベーターでてっぺんまで上ると、眼下に広がるのは常盤湖。
山口宇部空港や瀬戸内海、四国だけでなく、快晴の日には九州までが見渡せる、360度のパノラマを楽しめます。

ときわ公園の彫刻ハント、まずは空中から始めてみてもいいかもしれません♪


【おいでませ!山口】
ときわ公園
山口県宇部市の常盤湖を囲むように広がる総合公園。UBEビエンナーレの開催地としても知られ、ときわミュージアムやときわ動物園、遊園地と共に一日中楽しむことのできる人気スポット。
2022年のUBEビエンナーレは10/2(日)~11/27(日)までの開催。


ときわ公園
住所/山口県宇部市則貞三丁目4番1号
電話/0836-54-0551
入園料/無料(ときわ公園・ときわ遊園地・ときわミュージアム)ときわ動物園は一般500円、3歳以上中学生以下200円、70歳以上250円。
休園日/祝日除く毎週火曜日(ときわ遊園地・ときわミュージアム・ときわ動物園)
ときわ公園自体の休園日はなし。
https://www.tokiwapark.jp
Facebook @TokiwaPark.Ube

瀬戸内Finderフォトライター 武井 奈々

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武井 奈々

武井 奈々

武井奈々/フォトライター
大阪生まれ大阪育ち。
大阪、東京、バンクーバーを経て、祖母の家がある山口県へたどり着きました。
どこへ行っても「大阪っぽくない」と言われます。
今は山口の東側、瀬戸内海の小さな町におばあちゃんと二人暮らし。
写真を撮ったり記事を書いたり、種をまいたり海に浮かんだりする毎日。
周防大島に小さな宿を開くつもりで準備中です。
瀬戸内海ってほんとう気持ちのよいところです。

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