港町神戸の観光に最適なプチクルーズ旅
ポートタワーと神戸海洋博物館の白いフレームが目印のメリケンパーク。
船旅の始まりは、神戸を代表するこの風景から。六甲山系を背景に、赤いポートタワーが美しく映える神戸港のパノラマを目当てに、開放的なデッキに続々と乗客が集まってきます。
全長74メートルの迫力! これが、旅の舞台となるクルーズ船コンチェルトです。ハーバーランド・モザイク前から毎日4便出航しています。
夢の豪華客船で大海原に漕ぎ出す気分で、約2時間の小旅行にいざ!
コンチェルトの特徴のひとつは、いつでも音楽をライブで楽しめることです。船内のグランドピアノでは音楽の生演奏がおこなわれ、海沿いの街灯りと相まって、ラウンジはロマンチックな雰囲気に。
ジャズやクラシックをはじめ様々なジャンルのミュージシャンが毎便演奏を披露し、『海の上のライブハウス』として定期的にライブイベントも開催されます。
神戸の船上レストランでディナー
贅沢クルーズのもうひとつの楽しみが美味しい食事。
ランチメニュー、ティーメニューも用意されていますが、おすすめはやっぱり「トワイライト・ナイトメニュー」。
神戸ビーフや瀬戸内海の魚介など、素材そのままを楽しむなら、目の前で調理される鉄板焼きがおすすめです。デッキ後方の大きな窓から絶景と共に食事ができるとあって、特別なディナーに人気があるそう。
コース内容は季節によって異なるので、予約の際にチェックしてみてくださいね。
現在は、フレンチコース、鉄板焼コース、お子様向けメニューからチョイスできます。シェフ渾身のスペシャルメニューもあり、特別な日のディナーにぴったりです。
明石海峡大橋絶景からモザイクの夜景まで
観光スケジュールが合えば、夕方出航のトワイライトクルーズを是非体験してください。
日の入りが遅くなる秋以降、ランチクルーズ、ティークルーズに続く第3便のトワイライトクルーズでは、空の色が水色から橙、藍、漆黒へと刻々と変化するマジックアワーに遭遇できるかもしれません。
折り返し地点の明石海峡大橋に今まさに落ちていく夕陽が、このマストの向こうにあります。心とカメラの準備はいいですか。
右に神戸、左に淡路島。それを繋ぐ3,911メートルの吊り橋。この日は大きな雲が青空と夕空を分かつように広がっていました。少し雲がある方が明石海峡大橋の夕景は美しいそうですよ。
優雅なプチクルーズはあっという間に終わり、コンチェルトは神戸が誇る夜景スポット、ハーバーランド・モザイクへと帰っていきます。
音楽・食事・絶景。最高のエンターテインメントの条件を満たすクルーズ船コンチェルトで、胸の高鳴る2時間をお過ごしください。
神戸船の旅 コンチェルト
乗り場/兵庫県神戸市中央区東川崎町1-6-1 モザイク1階
電話/078-945-8424(10:00〜19:00)
チケットカウンター受付/11:00~19:00(乗船の30分前までにカウンターへ)
駐車場/ハーバーランド内一般駐車場あり
https://kobeconcerto.com
瀬戸内Finderフォトライター 堀まどか
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この記事を取材したフォトライター
堀 まどか
堀 まどか/フォトライター 兵庫県生まれ、在住。実務翻訳、外国人起業家支援、通訳案内士(英語)、そしてフォトライター。 ネットマーケティングの外資系スタートアップで進行管理や顧客サポートを担当。 2011年から、フジサンケイビジネスアイ掲載の週刊コラム『ITビジネス最前線』を英日翻訳しています。 日常の風景や旅先で出会った人の表情など、心に触れるものを写真におさめています。瀬戸内のスポット、暮らしぶり、季節感、食を私目線で切り取ります。 写真ブログ http://riderv328.tumblr.com ツイッター https://twitter.com/Riderv328
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by 瀬戸内Finder 編集部