香川といえば、ご存知『讃岐うどん』。
香川中、いや日本中を探してもここだけであろうユニークなメニューが楽しめるお店が高松市にあるんです!
斬新!たこ焼 マークン
お店の名前は『たこ焼 マークン』。
なんと昭和52年からの営業で、店主のマークンが自ら発案し研究に研究を重ねた、斬新なメニューが楽しめるんです。
テレビ番組にも取り上げられ、北海道から沖縄まで、全国からお客さんが来店するそう。
こちらが店内。
一見普通のお店のよう…ん?
ん?!
なんだテーブルに雑多に並べられたこのサンプルは!
『ジャンボかき氷』に『こぼれたこ焼うどん』?
『たい焼うどん』、『たこ焼うどん』、イチゴが乗っている『ミックスうどん』まで!
このお店、攻めています。
店内の壁に貼られたメニューも見てみると、一見ノーマルなメニューの中にまたしてもアブノーマルな『チョコレートうどん』の文字が…!
なんと、この商品が最新メニュー(2016年10月現在)だそう。
迷いに迷った挙句、恐る恐る『たい焼うどん』と『チョコレートうどん』を注文することに。
『たい焼うどん』のたい焼の中身は、あんこ・カスタードクリーム・うどん・焼きそば・タコ(!)の中から選べます。
たい焼にうどんが入ってるのはさすがに見たことがない!でもあんこも捨て難い…ということで、ダブルでお願いしました。
たい焼うどんの作り方が気になったので特別に厨房にお邪魔すると、あんこもうどんも確かに入っている!
ご主人マークンのこだわりは、たい焼の口からうどんが出るように焼き上げることだそう。
インパクト大!可愛い『たい焼うどん』
『たい焼うどん』の出来上がり!
名前の通り、たい焼がどーんとうどんに乗っています。
こちらのお店では全ての麺がご主人の手打ちで、プリプリとしたうどんがとても美味しい!
少し不安だったたい焼のあんこも、出汁とよく合い、あんもち雑煮(香川の郷土料理)のようで、なかなかいけます。
このうどんを食べるためだけに、東京からバイクで訪れた強者もいるそう。
チョコ好きのあなたにはこの一品!
続いてはお待ちかね、『チョコレートうどん』。
こちらはうどんに板チョコがまるっと乗せてある代物。
こちらもネーミングそのままの見た目!すぐ溶けていくチョコレート、ネギの鮮やかな緑…。
一口目は少し勇気が要りましたが、味は甘いうどん、といったところ。
チョコレート好きの女性に人気で、毎回頼むお客様もいるそう。
うどんを凍らせた『うどんかき氷』!
店主マークンが持っているこれは『うどんかき氷』の氷。
ウインクもいただきました!
なんとうどんを凍らせた氷を削って作るかき氷なんです。
見た目からはうどんは判別できませんが、口に入れるとほんのりうどんが感じられる不思議な一品となっており、底には練乳が。
シロップはイチゴ・ブルーハワイ・レモン・メロンなど、数種類の中からお好みで選ぶことができます。
今回選んだのはロイヤルミルクティー味。
ちなみに一番の売り上げを誇るのは、実は王道の『あげたこ焼』。
外はカリカリ、中はふんわりとしておりくせになる美味しさですよ。
なぜこのようなユニークなメニューを考え出したのかと質問してみると、「普通にしていたのでは面白くないし、県外の方が香川に来るきっかけを作っている、という感じかな」とのこと。
新メニューも日々更新されているようなので、お店で店主マークンに直接おすすめを訊いてみるのも楽しいですね。
普通の讃岐うどんだけではない、たこ焼 マークンへぜひどうぞ!
たこ焼 マークン
所在地/香川県高松市観光町558-16
電話/087-835-5481
営業時間/11時過ぎ~20:30
定休日/月曜日
駐車場/5台
http://www.ku-zou.com/shop/ma-kun/
瀬戸内Finderフォトライター 山田芽実
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この記事を取材したフォトライター
山田 芽実
香川生まれ。 高校卒業後、米国・京都・香川・東ティモールを経てまた香川在住。 地元のすてきさを改めて発見中。 絵を描いたり写真を撮ったりしています。
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