四季の移ろいを感じる紅葉狩り。今年の紅葉狩りは広島の名勝へ出かけてみませんか? ここは名勝『縮景園』。なんと広島駅から徒歩15分というアクセスの良さ。縮景園は、広島藩主・浅野長晟(あさの ながあきら)が1620年から別邸の庭園として築成したもので、作庭者は茶人として知られる家老の上田宗箇です。
大きな門をくぐると江戸時代へタイムスリップしたかのような趣き。市街地から近いという事を忘れてしまうくらい自然が溢れています。紅葉が一段と色づき、園内では『もみじまつり』が始まりました(2018年は11月23日〜12月2日まで紅葉のライトアップを開催)。
縮景園の名橋『跨虹橋』
縮景園に来たら是非渡ってほしいのがアーチ状の跨虹橋(ここうきょう)。七代藩主・重晟(しげあきら)が京都の名工に二度も築きなおさせたものといわれており、大胆奇抜な手法が駆使されているそうです。記念撮影で人気のスポットでもあります。
跨虹橋の近くには、鯉のえさが販売されています。縮景園の池は広く、色々な場所で鯉にえさをあげている方の姿を見かけます。
縮景園は、どこを撮影してもフォトジェニック。もみじ饅頭に馴染みがあるからなのか紅葉の季節は特に、もみじが身近に感じます。紅葉シーズン、もみじの他には銀杏の木、茶の花、山茶花、椿などが鑑賞できます。
散策の後は朱傘のある泉水亭へ!
縮景園をゆっくり散策すると約1時間。朱傘が見えたら休憩しましょう。うどんやおにぎりもある泉水亭は、お抹茶や、みたらし団子が人気。朱色の毛氈によく映えます。
外国人観光客にも人気の泉水亭。筆者は、お抹茶をいただくためだけに行く事もあります。広島の地元の方もよく訪れる癒やしスポットでもあります。
夜の紅葉も楽しめる、もみじまつり!
日中の紅葉も素敵ですが、11月23日から12月2日まで紅葉ライトアップが行われ、開園時間を21時まで延長しています(入園は20時30分まで)。
何枚も写真を撮りたくなるライトアップされた紅葉。やはり目で見る感動に勝るものはありません。温かくして夜のお出かけも楽しいですよね。
いかがでしたか? 朝から夜まで紅葉が楽しめる名勝『縮景園』のもみじまつり。秋は名勝での紅葉狩りを是非!
名勝 縮景園
住所/広島県広島市上幟町2-11
電話/082-221-3620
入園料/一般260円 高大学生150円 小中学生100円
開園時間/4月1日〜9月30日は9:00~18:00(入園は30分前まで)、10月1日〜3月31日は9:00~17:00(入園は30分前まで)
紅葉ライトアップ/2018年11月23日〜12月2日 開園時間/9:00~21:00(入園は20:30まで)
休園日/12月29日〜31日
駐車場/有
http://shukkeien.jp
瀬戸内Finderフォトライター 溝口咲子
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