元旦は、小豆島(しょうどしま)で迎えてみませんか?
今回は小豆島の定番『初日の出』スポットを3つご紹介します!
初日の出の時刻にエンジェルロードが出現
一つ目の『初日の出』スポットは、今や小豆島を代表する観光名所の一つとなった『エンジェルロード』。
1日2回、干潮時にだけ海の中から現れる砂の道、それが『エンジェルロード(天使の散歩道)』です。
『エンジェルロード』のすぐ手前に岩山があり、歩いて上へ登れるようになっています。その先端には『約束の丘展望台』が整備されていて『エンジェルロード』を見下ろす展望ポイントとして知られていますが、ここは『初日の出』スポットとしてもオススメ!
この日はやや雲がありましたが、展望台から拝む日の出の瞬間です!
三都半島の真ん中ぐらいから昇る『初日の出』を拝みながら、展望台に設置された『幸せの鐘』を鳴らし、『エンジェルロード』を歩いて渡り、1年の目標や願い事を書いた絵馬を掲げてみるのはいかがでしょうか?
潮見表によると、2017年1月1日の干潮時刻は6時38分。そして、日の出時刻は7時10分頃。
『エンジェルロード』は干潮時刻の前後それぞれ2時間ぐらいは歩いて渡れますので、なんと2017年の元旦は『エンジェルロード』が出現している時間帯と『初日の出』の時刻が重なっているのです!
こちらは『エンジェルロード』に朝日が当たる瞬間のタイムラプス動画。干潮時刻を過ぎて徐々に砂洲の道幅が狭くなってくる中、太陽の光が差し込みます。
まさにこれと同じような光景が2017年の元旦に見られる可能性が高いのです!
宿泊施設も近くにたくさんありますし、『エンジェルロード』も望める『双子浦』へ初詣に行くのもオススメ!
たとえ当日の天気が悪くて『初日の出』を見るのは難しい状況でも、余程の荒天で高波が発生していない限り『エンジェルロード』は見られます。
毎年必ずしも『初日の出』と『エンジェルロード』が同時に見られるわけではないので、今回は貴重なチャンスです!
さらに、2017年3月31日まで『小豆島景観フォトコンテスト』が開催中で、コンテスト入賞者には豪華景品も!
『エンジェルロード』を含む小豆島の24のフォトスポットで撮影した写真をInstagramに投稿するだけ。
詳しい応募方法やキャンペーン内容については、特集『徹底取材!小豆島景観24選!』をご覧ください!
小豆島には他にも定番の『初日の出』スポットがあります。
三都半島も定番の『初日の出』スポット!
二つ目の『初日の出』スポットは、小豆島の南方に細長く伸びる『三都半島(みとはんとう)』。
三都半島の東沿岸を通る道路脇には海を展望できる場所がたくさんあり、所々に駐車スペースもあって『初日の出』スポットとしてオススメ!
日の出時刻に合わせてマイクロバスで三都半島まで連れて行ってくれる『初日の出』ツアーを実施している宿泊施設もあります。
こちらは三都半島から朝日が昇る瞬間のタイムラプス動画。日の出時刻は7時10分頃。ちょうど朝日が昇る時刻に高松から出航した小豆島行きのフェリーが通ります。
また、三都半島の蒲野地区には『花寿波島(はなすわじま)』と呼ばれる大小2つの島が寄り添うように連なるスポットがあり、こちらも『初日の出』スポットとして有名。小豆島のはるか彼方、淡路島と四国を分かつ鳴門海峡付近から太陽が昇ってきます。
さらに三都半島の先端、つまり小豆島の最南端に位置する『釈迦ヶ鼻園地』でも『初日の出』が拝めます。
駐車場から遊歩道を降りていくと砂浜に出ますので、そこから断崖の上に立つ『地蔵崎灯台』と共に『初日の出』を拝みましょう!
小豆島の東海岸も『初日の出』スポット!
3つ目の『初日の出』スポットは、小豆島の東海岸。
小豆島東部の海岸沿いを通る道路脇にいくつか展望スポットがあり、淡路島まで遮るものがない大海原(播磨灘)が広がります。
特にオススメは岩谷地区にある『天狗岩丁場跡(てんぐいわちょうばあと)』付近。駐車場やトイレも整備されていて、日の出を待つのに便利な場所です。
小豆島東部の海岸沿いには、かつて江戸時代初期に大坂城の石垣用の石を切り出した石切丁場跡がいくつかあり、国の『史跡』に指定されています。
その中でも最大規模を誇るのが『天狗岩丁場跡』で、海岸のすぐ裏手にある遊歩道を5~10分ほど登ると、高さ約17m、幅8m、奥行き12mの『大天狗岩』が鎮座します。最近はパワースポットとしても脚光を浴びていて、その存在感には圧倒されます!
周辺には他にも巨岩がゴロゴロしていて『初日の出』を拝んだ後に、神秘的な小豆島のパワースポットを散策するのも良いものです!
以上が、小豆島のオススメ『初日の出』スポット3選です。
2017年は『エンジェルロード』の出現と『初日の出』の時刻が重なる貴重なチャンス!
フォトコンテストも開催中ですし、瀬戸内海に浮かぶ小豆島で新年を迎えてみませんか?
●エンジェルロード
所在地/香川県小豆郡土庄町銀波浦
電話/0879-62-7004(土庄町商工観光課)
駐車場/あり(無料)
http://www.my-kagawa.jp/point/306
http://www.town.tonosho.kagawa.jp/kanko/tnks/info38.html(※ページ下方に2017年の潮見表があります)
●小豆島三都半島
所在地/香川県小豆郡小豆島町蒲野
駐車場/なし(数台停められる駐車帯があります)
http://shodoshima.or.jp/?p=2069
●小豆島東海岸(天狗岩丁場跡)
所在地/香川県小豆郡小豆島町岩谷甲435
電話/0879-75-1800(小豆島町企画財政課)
駐車場/あり(無料)
http://www.my-kagawa.jp/point/486
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
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この記事を取材したフォトライター
松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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