下関のまちの新たな動きを予感させる『uzuhouse』(ウズハウス)。
ゲストハウスであり、カフェ&バーであり、イベントスペースであり、はたまたシェアオフィスの機能も持ち合わせたこの場所が、動き始めました!
たくさんの人と作った『uzuhouse』
この場所の魅力の一つが、素敵なスタッフの皆さん。「いらっしゃいませ」と「おかえりなさい」の、ちょうど中間のような落ち着いた物腰で迎えてくれました。
中央の眼鏡の男性が、ここウズハウスの代表、沖野さん。
何を隠そうこのゲストハウス、クラウドファンディングで支援総額44,389,000円、支援者数425人という、当時日本最高額をたたき出した有名事例。それだけ多くの方の期待と注目を集めている場所なのです!
元割烹旅館であった4階建ての建物をリノベーションし、2016年8月にオープンしました。
ドミトリールームのカーテンがとってもカワイイ!
他にもスタッフの皆さんの『好き』が随所に詰まっています。
資金繰りからリノベーション、現在の運営に至るまで、本当に『みんなでつくった』場所だということを体感できます。
窓を開けるとそこは…
ふと窓の外を見ると、すぐ横を大型タンカーが!思わずビクッとしました。
海が目の前で潮風が心地よく、バルコニーに出るとなんだか船の甲板にいるような感覚に…。
そんな関門海峡の美しさと躍動感を表しているのが1階エントランスの壁画。
世界的に活躍する踊絵師・神田さおり氏のライブペイントによるものです。
県産材をふんだんに使ったおもてなし
特筆すべきは、絶対に一度は泊まってみたい、このデラックスルーム!
山口県産のシイの木を使った床、徳地和紙を使った建具など、地域の素材がふんだんに使われています。
ハンガーホルダーや照明もこだわりの逸品ばかりです。
部屋に入ると、木のいい香りがして、思わず立ち止まり深呼吸…。
地域の『人の駅』として
この場所でコーヒーを飲んで、泊まり、遊んでみると、本当に様々な場所から様々な人が集まってきているということが分かります。地元のおじいさんおばあさんもいれば、オーストラリア出身の旅人もいました。
大きな家具と広々スペースでゆっくりできるためか、平日の昼間はお子さん連れのカフェ利用で結構にぎわっているんだとか。
旅人であれば何度も通いたくなるゲストハウス。
街人であれば週に一度は顔を出すカフェ。
オフィスやイベントスペースで、仕事と遊びも加速中。
いろんな化学反応がどんどん起きているウズハウスの今後に、ワクワクが止まりません!とりあえず、下関に来たらまずは立ち寄ることをオススメします!
uzuhouse(ウズハウス)
住所/山口県下関市阿弥陀寺町7-8
駐車場/駐輪場・駐車場8台(要事前予約)
営業時間/9:00〜23:00
定休日/不定休
電話/083-250-9787
宿泊料金/
男女兼用ドミトリー 2,700円~
女性専用ドミトリー 2,700円~
洋室(個室)1名4,050円~ 2名6,300円~
和室(個室)2名8,100円~
デラックスルーム 1~4名31,200円~
http://uzuhouse.com
瀬戸内Finderフォトライター 乙倉慎司
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この記事を取材したフォトライター
乙倉 慎司/hiroe
乙倉慎司 岡山に18年、山口に6年暮らし、現在は広島の離島に仮移住中。建築・デザインの仕事をしています。日々、点々と移ろいながら、そこで見つけた素敵なひと・こと・ものを皆さんと共有していきたいです。 hiroe 福岡で環境分析研究員として働いた後、ロンドンへ留学。ヨーロッパを旅した後に住み着いたのは、瀬戸内海の美しい自然に囲まれた大崎上島でした。 気の向くままに島から島を渡り歩き、新参者ならではの視点で、瀬戸内特有の暮らし、文化、景色を伝えます。
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