細い路地もス〜イスイ!普通のドライブとは一味違う、モビリティで大崎上島を満喫!(広島県大崎上島町)【PR】

瀬戸内海に浮かぶ広島県の大崎上島。離島でありながら、フェリーの本数や発着港が多いので、気軽に船旅に出かけられます。そんな大崎上島の新しい旅のお供がこちら!

モビリティで自由に楽しむ大崎上島!

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今回はモビリティ初体験のフォトライター武井が、大崎上島のあちこちをご紹介いたします。モビリティとは電気で動く2人乗りの超小型電動自動車のこと。島内3か所でレンタルできます。観光協会の方に操作方法と注意事項を聞き、少し練習。なんだかおもちゃの車に乗っているようで楽しい!早速、出発進行〜!

大崎上島の不思議なトンネル!

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県道から脇道に入り、登っていくと面白い光景に出くわしました!かわいいトンネルから軽トラがひょっこり。こちらは小頃子(おごろす)トンネルといって、昭和初期に地元の方の寄付と労力によって手掘りされたものだそう!せっかくなので、私もモビリティで入っていくことに。こんな幅の狭いトンネルでも、モビリティだと通れちゃうんです!

柑橘の島、大崎上島での出会い

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小頃子トンネルを抜けた先に広がっていたのは、みかん畑。大崎上島は温暖な気候に恵まれており、島のあちこちで柑橘類の栽培がされています。みかんに手が届きそうなほど、すぐそばを走るモビリティ。春には、柑橘の香りが島のあちこちに漂うのだそう。ゆっくり走っていると、みかん畑から声が聞こえてきました!


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「こんにちは〜!」
勇気を出して話しかけると、農家の方々がデコポンに袋掛けをされているところでした。
「どこから来たの〜?これ、よかったら食べてみて」
穏やかな笑顔とあたたかい言葉に、心が和んでおしゃべりが弾みます。

瀬戸内の多島美を眺めながら

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坂道を登ったり降りたりしているうちに、突然パッと視界が開けました!青い海にぽっかりと浮かぶ緑の島々。これぞ瀬戸内の醍醐味ですね。

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次に訪れたのは古い町並みの残る、木江地区。大正から昭和初期にかけて、港が栄えた町です。山が海に迫り、平坦な場所が少なかったことから、3階建て以上の建物が多く建てられました。こちらは大正6年建造の木造住宅。なんと、5階建て!今年でちょうど100年を迎える立派な佇まいに、圧倒されました。

造船を身近に感じる大崎上島

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大崎上島といえば、古くから造船業が盛んな島としても知られています。道路からでも造成中の船が見られました!運が良ければ、ピカピカの新しい船が初めて海に浮く『進水式』にも立ち会えるそうです。

ここでしか見られない!秋山巌の襖絵

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最後に訪れたのは、900年前に創建された正光坊。種田山頭火が昭和10年と11年に大崎上島を訪れた際に、詠んだ句が刻まれています。平成20年には版画家棟方志功の四大弟子の一人であり、山頭火の足跡を辿った秋山巌も、この地を訪れました。

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その秋山巌が正光坊に宿泊した際に、お礼にと描いた襖絵がこちら!88歳で描いたとは思えないほどの迫力と凄みを感じます。実は彼の襖絵はまだまだあるんです…!ラッキーな方は拝めるかも?!
モビリティで行く大崎上島の旅、いかがでしたか?あなたも島の風を感じながら、のんびりドライブしてみてくださいね!


●小頃子トンネル
所在地/広島県豊田郡大崎上島町東野上組
●多島美の景色
所在地/広島県豊田郡大崎上島町東野外表
●5階建ての木造建築
所在地/広島県豊田郡大崎上島町木江
●佐々木造船
所在地/広島県豊田郡大崎上島町木江65-1
●正光坊
所在地/広島県豊田郡大崎上島町東野2425-4
電話/0846-65-2007
<モビリティ設置場所>
●大崎上島町観光案内所
電話/0846-65-3455
●垂水港(問い合わせ先:さんようバス)
電話/0846-65-3531
●ホテル清風館
電話/0846-62-0555
レンタル料金 3時間3,240円、6時間4,320円
※要予約。別途保険料500円必要。
乗車人数/2名、運転者は要普通免許。
ホームページ/http://osakikamijima-kanko.moon.bindcloud.jp/navi/travel/mobility/index.html

瀬戸内Finderフォトライター 武井奈々

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武井 奈々

武井 奈々

武井奈々/フォトライター
大阪生まれ大阪育ち。
大阪、東京、バンクーバーを経て、祖母の家がある山口県へたどり着きました。
どこへ行っても「大阪っぽくない」と言われます。
今は山口の東側、瀬戸内海の小さな町におばあちゃんと二人暮らし。
写真を撮ったり記事を書いたり、種をまいたり海に浮かんだりする毎日。
周防大島に小さな宿を開くつもりで準備中です。
瀬戸内海ってほんとう気持ちのよいところです。

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