周防大島の春はここから始まる!2月から楽しめる桃色の河津桜/小積の河津桜(山口県周防大島)

瀬戸内で三番目に大きい島、山口県周防大島。金魚の形をしていることから、別名『金魚島』とも呼ばれています。その金魚の尻尾のくびれに位置するのが小積(おつみ)地区です。

海を見下ろす小積の河津桜

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目の前には白い砂浜と海が広がり、後ろには山が迫る小さな集落です。海岸沿いの道から少し坂を登っていくと、河津桜が見えてきます。

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河津桜は早咲きの品種のため、まだ寒いうちから一足早く春を感じることができます。小積では例年2月初旬頃から、徐々につぼみがほころび始めるそう。

とっても色が濃い、桃色の河津桜

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満開になると、こんなに桃色が濃くなるんです!可愛らしい河津桜に、吸い込まれそう~!

周防大島流、河津桜の楽しみ方

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周防大島といえば、山口県一のみかんの生産地!河津桜の見頃になると、地元の方が育てた柑橘類や切り干し大根などが並びます。みかんを食べながらのお花見もいいですよ♪

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そして桜の下では、みかんの収穫に使われるコンテナがひっくり返されベンチに早変わり。お弁当を広げたり、一杯飲んだり、おしゃべりにも花が咲きます。なんだか桜との距離が近いと思いませんか?小積の河津桜は、立っても座っても、ちょうどよい高さに花が来るように計算して植えられているんです!

小積の河津桜を守る地元住民

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小積の河津桜は、地元の有志によって管理、維持されています。その中心メンバーの一人が、藤井伝生さん。藤井さんがこの場所に河津桜を植え始めたのは15年前のことでした。
「ある朝、伊豆に旅行に行った友人から河津桜の写真を見せてもらったんです。それがとてもきれいで。小積にも植えようか、という話になり、すぐに静岡県庁に電話をして河津桜のことを聞きました」
そこからトントン拍子で事は進み、二時間のうちに苗を発注していたのだとか!そんな思いつきの行動が、島内外の人々に愛されるお花見スポットを生んだのです。

河津桜は、葉桜も必見!

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3月に入り、ちょっと時期を逃してしまったかな、と思った方も大丈夫!河津桜は花期が長いので、咲き始めから葉桜になって散るまで、約一ヶ月もの間、移り変わりを楽しめます。薄いグリーンと桃色、空のブルーがとっても爽やかですよ。

小積の河津桜、もうひとつの見どころ

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小積には、もうひとつ河津桜を楽しめる場所があります。それがこちら。片添ヶ浜海水浴場の方から県道を通って小積に入ると、すぐ右手に見えてきます。

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眼下に青い海を眺めながら、同時にお花見もできる贅沢なロケーション!この春は是非、周防大島まで足を伸ばしてみてくださいね。


【おいでませ!山口】
●小積の河津桜
大島大橋を渡り、車で約40分の小積集落にある河津桜の名所。毎年2月下旬に見頃を迎え、周防大島に一足早く春の訪れを知らせてくれます。

所在地/山口県大島郡周防大島町西方小積
駐車場/県道沿いの空き地に数台
地元の方の迷惑にならないよう、路上駐車やお花見のマナーには十分お気をつけください。
http://www.suouoshima.com/kanko/shizen.html

瀬戸内Finderフォトライター 武井奈々

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武井 奈々

武井 奈々

武井奈々/フォトライター
大阪生まれ大阪育ち。
大阪、東京、バンクーバーを経て、祖母の家がある山口県へたどり着きました。
どこへ行っても「大阪っぽくない」と言われます。
今は山口の東側、瀬戸内海の小さな町におばあちゃんと二人暮らし。
写真を撮ったり記事を書いたり、種をまいたり海に浮かんだりする毎日。
周防大島に小さな宿を開くつもりで準備中です。
瀬戸内海ってほんとう気持ちのよいところです。

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