岡山県倉敷市の古い白壁の町並みが有名な倉敷美観地区。その中心にある築100年以上の古民家カフェで素材にこだわったかわいいスイーツが食べられると聞いて早速行ってきました。
町家カフェ『カフェ有鄰庵』
倉敷美観地区の白壁や倉敷川のほとりを楽しみながら『カフェ有鄰庵』を目指していると、風情ある古民家が見えてきました。かわいいスイーツの看板が目をひきます。
一枚板で作られたテーブルが特徴の店内は、とても落ちついた雰囲気。実は、『有鄰庵』は岡山のゲストハウスとしても有名で、国内外からの観光客が宿泊しています。店内はカフェの営業時間以外は、宿泊者の集いの場にもなります。
お座敷の席もあり、ゆっくりとくつろげます。奥には中庭や縁側などがあり、町家の雰囲気が楽しめます。
オリジナル醤油のたまごかけごはん
今回は名物のたまごかけごはんとパンナコッタ、ドリンクがついている『パンナコッタセット』(1500円)を注文。最初に運ばれてきたのは、たまごかけごはん。岡山産黄ニラのエキスが入ったオリジナルのお醤油がほんのり甘くて絶品!岡山県産の無農薬無肥料で作られた『朝日米』とたまごかけごはん用に作られた地元産の卵によく合います。
カフェで黄ニラ醤油が気に入ったら、おみやげに買うことができます(1200円)。これは、買いですね。
トッピングには、ゴマ、梅、若菜などが入ったふりかけと、天かす、しょうがが用意されています。たまごかけごはんに天かす!?と意外な組み合せに驚きながら食べてみると、サクサクとした食感がたまごかけごはんの風味にピッタリ。卵もごはんもおかわり自由なので満足いくまで食べられます。
選ぶのが楽しい!キュートなパンナコッタ
食後にパンナコッタが運ばれてきました。キャーかわいい!スタッフが書いた顔はすべて表情が違い、選ぶことができます。どの子にしようか迷うのも楽しい!こちらも、素材にこだわったもの。岡山県産の自然栽培で作られた米から発酵してできた甘酒が入っていて、お砂糖は一切使用していません。一口いただくと、ほんのりした甘さがたまらない。ツルッとした口当たりも最高。
今回のパンナコッタのお供には、桃ジュースを選びました。このキュートな桃尻カップは、地元の吹ガラス作家さんが1点1点作られたもの。一つひとつ形が違います。もちろん、お味も甘すぎずスッキリとしていて飲みやすい!
何から何まで地元産の素材にこだわったカフェ。それをさらに魅力的にするのがおもてなしスピリッツに溢れるスタッフの皆さん。常に笑顔で対応しているスタッフ達の想いは、お客が家に帰って少し時間がたった時に楽しかった思い出とともに『カフェ有鄰庵』を思い出してほしいとのこと。
倉敷美観地区での楽しい思い出は『カフェ有鄰庵』で作りませんか?
カフェ有鄰庵
所在地/岡山県倉敷市本町2-15
最寄り駅/JR倉敷駅
営業時間/11:00〜商品がなくなり次第閉店(17〜18時ごろ)
定休日/不定休(Facebookやブログにて随時掲載)
電話/086−426-1180
http://u-rin.com/cafe/
瀬戸内Finderフォトライター 松本紀子
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
この記事を取材したフォトライター
松本 紀子
岡山県瀬戸内市在住・フォトグラファー ウェディングフォトグラファーを経て、現在フリーランスで活動中。主にファミリーフォトを中心に人物写真を撮っています。また、カルチャー教室で「女子カメラ講座」の講師を担当。 まだまだ知られていない、ほのぼのとした瀬戸内の魅力を紹介していきたいです。 HPアドレスhttp://norikomatsumoto.com
Hashtags
旬のキーワード