岡山県新見市の洞窟と言えば『井倉洞』ですが、それ以外にもう一つある洞窟スポット『満奇洞』。聞くところによると洞窟内はライトアップもされており神秘的な鍾乳洞の空間が広がっているんだとか。
というわけで、早速行って来ました!
八つ墓村のロケ地、満奇洞とは!?
岡山県新見市にある全長450メートルの鍾乳洞、その名も『満奇洞』。かつて与謝野晶子が「奇趣に満ちた洞」と詠んだことから満奇洞と言われるようになりました。また岡山県指定天然記念物であり、かの映画『八つ墓村』のロケ地にも選ばれた、新見市の有名なスポットです。
神秘的な空間が広がる満奇洞!
駐車場から少し山道を登ると満奇洞が見えてきます。さっそく洞窟へ入ってみましょう!
冬の洞窟内は寒いのかな~と思いつつも中に入ってみると意外にも寒くありません。満奇洞の中は年中を通して気温が変わることは少なく、夏になると逆に涼しく感じるようです。
順路通り進んでいくと天井がかなり低く気をつけないと頭をぶつけてしまいます。体勢を低くして洞窟を進んでいく様はまるでインディージョーンズになった気分です!
中腰で洞窟内を進んでいくと発見した硬貨が投げ込まれている『泉水』。なんだろうな~と思っていたら、トレビの泉のように後ろ向きでコインを投げ入れると願いが叶うという言い伝えがある場所でした。
そして先へ進んで行くとライトアップされた洞窟が目の前に…
幽玄な世界、洞窟を照らすライトアップ
鍾乳洞のライトアップは色鮮やかに演出されています。これは井倉洞にはない満奇洞ならではの魅力の一つです。
その他にも妖しくも青紫の光で幻想的に写る洞窟。そこに滴る水たまりにも反射が映ってより奇に満ちている感じです。与謝野晶子もここで句を詠んだのではないかと想像しながら進んでみましょう。
先へ進むと満奇洞で一番人気の『竜宮橋』。さすがは八つ墓村の撮影ロケ地! その妖しげな雰囲気は、まるで別世界への架け橋のようです。一体どこに続いているのでしょうか…
橋を渡り先へ進んでみるとそこは『恋人の泉』。自然が作り上げた鍾乳洞とライトアップの融合に思わず時間を忘れて見とれてしまいました。
まるで迷路のような満奇洞ですが洞窟内をめぐる時間はおよそ30分です。みなさんも神秘的な自然の鍾乳洞の満奇洞を探検してみませんか?
満奇洞(まきどう)
住所/岡山県新見市豊永赤馬2276-2
最寄り駅/JR伯備線井倉駅/満奇洞行きバスで40分
電話/0867-74-3100
開園時間/8時30分~17時
入洞料/高校生以上1,000円 中学生800円 小学生500円
駐車場/150台
https://www.city.niimi.okayama.jp/kanko/spot/spot_detail/index/3.html
瀬戸内Finderフォトライター Yusuke Minami
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