神戸三宮から1時間以内で行ける牧場
神戸市街地の背後に広がる六甲山上に、高原牧場があるって知っていますか。
1956年に牛2頭、羊3頭の飼育からスタートした『神戸市立六甲山牧場』です。
2016年に一般開放から40周年を迎え、今では牛、羊に加えて馬、ヤギ、ミニブタ、牧羊犬、ウサギ、アヒル、計260頭以上を飼育しています。
スイスの山岳酪農を手本としているとあって、まるでアルプスの雰囲気!
遠くから眺めると白い点々に見えるのは、羊。
いたいた!草を食む羊があっちにもこっちにも。
足をたたんで地面でのんびりしている羊はもこもこに見えますよね。うーん、触りたい。
と思って手を伸ばすと、意外とその毛はごわついています(笑)。
ベビーが可愛い!牧場でヤギと遊ぼう
こちらはヤギ。それも子ヤギ! 細い足で斜面をよろめきながら歩く姿がとっても可愛いんです。
誇らしげな表情や不安そうな表情、それぞれに個性があって見ていて飽きません。
ヤギには、餌を買って与えることができます。
簡単に餌をもらえる場所がたくさんあるのに、高い所に登って、狭い金網の間から必死の形相で首を突き出してくるのがヤギのおもしろいところ。
カナダから来た観光客の男性もこのお出迎えが気に入った様子です。
さて、ランチに六甲山牧場のもうひとつのお楽しみ、乳製品はいかがでしょう。
ベーカリー&カフェ『デルパパ』では、六甲山牧場製カマンベールチーズのフレッシュな美味しさが際立つサンドウィッチがおすすめ。
牧場の自家製チーズをミックスしたシェイク「六甲山チーズシェイク」も外せない大人気スイーツです。
パスタやキッズホットケーキなどの軽食もありますよ。
神戸デートの定番、摩耶山で三大夜景を
お腹いっぱいになったら、乗馬体験やホースショーを楽しんだり動物と触れ合ったりして、一般開放されている23ヘクタールの牧場を満喫してください。
六甲山牧場と神戸市街地を結ぶルートはいくつかあります。
ルートのひとつ、ロープウェーとケーブルカーから成る摩耶(まや)ビューラインでは、神戸や大阪の街並みが眼下に広がります。
『摩耶山掬星台(きくせいだい)』の展望台から望む夜景は、日本三大夜景として知られ、神戸デートの定番スポットになっています。
六甲山の自然と街並みのコントラストが印象的です。
晴れの日のお出かけにぜひ!
神戸市立六甲山牧場
住所/兵庫県神戸市灘区六甲山町中一里山1-1
最寄停留所/六甲摩耶スカイシャトルバス『六甲山牧場』
電話/ 078-891-0280
URL/http://www.rokkosan.net
入場料/一般500円、小中学生200円
開場時間/9:00~17:00(入場は閉場30分前まで)
休場日/4~10月無休、11~3月は毎週火曜日定休(祝日の場合は翌日)、年末年始
※ペット同伴での入場は出来ません。ただし、盲導犬・介助犬・誘導犬を除きます。
瀬戸内Finderフォトライター 堀まどか
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この記事を取材したフォトライター
堀 まどか
堀 まどか/フォトライター 兵庫県生まれ、在住。実務翻訳、外国人起業家支援、通訳案内士(英語)、そしてフォトライター。 ネットマーケティングの外資系スタートアップで進行管理や顧客サポートを担当。 2011年から、フジサンケイビジネスアイ掲載の週刊コラム『ITビジネス最前線』を英日翻訳しています。 日常の風景や旅先で出会った人の表情など、心に触れるものを写真におさめています。瀬戸内のスポット、暮らしぶり、季節感、食を私目線で切り取ります。 写真ブログ http://riderv328.tumblr.com ツイッター https://twitter.com/Riderv328
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