満濃池の湖畔にあるお食事処!
日本最大級のため池として知られる『満濃池(まんのういけ)』。かつて、弘法大師・空海が唐で学んだ土木技術を駆使して堤防の改修を指導した、というエピソードでも有名な歴史あるかんがい用の池です。
その満濃池の湖畔にある『かりん亭』は、地元農家を中心とした主婦たちのグループ『まんのう町生活研究グループ』が切り盛りしている町営のお食事処。
店内には座敷とテーブル席があり、満濃池の美しい姿を眺めながら本格的な讃岐手打ちうどんを食べることができます。
名物は『ヤーコンうどん』!
かりん亭の名物メニューは、健康野菜ヤーコン芋を使用した数々のお料理!
特に讃岐うどんと組み合わせた『ヤーコンうどん』が人気です!
ヤーコン芋は南米アンデスを原産とする野菜で、動脈硬化・高血圧に効くとされるポリフェノール・食物繊維等を多く含んでいます。
生で食べるとナシのような食感で、口の中にほのかな甘みが広がります。野菜というより果物を食べているような感覚です。
1980年代に農業団体を通じて町内の農家に配布されたのがきっかけで、神野地区を中心にヤーコン芋の栽培が進み、収量も増えてきました。
このヤーコン芋をうどん作りに活用するための研究を重ねた結果、健康にも良い新たな讃岐うどん『ヤーコンうどん』が誕生しました!
こちらが、かりん亭の定番メニュー『ヤーコンうどん』(300円)と『手作りヤーコンコロッケ』(150円)。
『ヤーコンうどん』は、ヤーコンの芋と葉を粉末にしてうどんに練り込むことにより、淡緑色の麺に仕上げています。
ヤーコン芋自体が低カロリーなうえ、塩を使わない塩分ゼロのうどんが打てるためダイエット食としてもオススメ!
讃岐うどんのもちもち感とヤーコン芋のほのかな甘みが食欲をかきたてます。
輪切りにして添えられたヤーコン芋のシャキシャキとした食感も楽しめますよ!
『手作りヤーコンコロッケ』も人気メニュー。ヤーコン芋が入ったコロッケに地元産野菜を使ったサラダと季節の果物がついてきます。
日ごろ満濃池を散歩している人が、このコロッケだけを食べるためにお店に立ち寄ることもあるというほど、アツアツ・ホクホクでクセになる味です!
食後はゆっくりと満濃池を散策しよう!
かりん亭のお庭から眺める満濃池。名物の『ヤーコンうどん』で空腹を満たしたら、ぜひ満濃池の湖畔も散策してみてください!
満濃池の湖畔にはサイクリングも楽しめる周遊道が整備されていて、春には桜やツツジなどの花々も楽しみながらゆったりとしたひと時を過ごせますよ。
ヤーコン芋は血管と腸内をキレイに、そして強化してくれる正に現代人が必要としている『スーパー野菜』!
そのヤーコン芋とうどんを組み合わせて誕生した『ヤーコンうどん』は、新種の讃岐うどんとしてだけでなく健康食としてもオススメの逸品です!
かりん亭
所在地/香川県仲多度郡まんのう町神野168-2
最寄り駅/JR琴平駅からタクシーで約20分
電話/0877-75-3335
営業時間/午前11時~午後2時
定休日/毎週水曜日・年末年始
駐車場/あり(満濃池堤防)
http://www.town.manno.lg.jp/karin/karintei.html
琴平駅への交通情報
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
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この記事を取材したフォトライター
松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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