千年を超え受け継がれる島の秘境へ!周防大島の霊験あらたかな絶景スポット2選/天狗岩・帯石観音(山口県周防大島町)【PR】

今回の旅は、こちらの一枚の看板から始まります。

『天狗岩三十米 帯石観音二百米』
周防大島の山中にひっそりと佇むこの看板。山に行くとよく見かけませんか?何かあるんだろうな、とは思っても、足を踏み入れるの躊躇いますよね?ちょっと大げさに言いますと、その一歩が人生を分けます。
それでは、まず天狗岩へと向かいましょう。

天狗岩の向こう、剥き出しの絶景。

今回同行してくれたのは、妻と2歳になったばかりの息子。二人とも天狗岩は2回目。勝手知ったる道ではあれど、細くて急な山道。慎重にゆっくりゆっくり降りていきます。

看板にあった『天狗岩 三十米』は、直線距離にして30mという意味で、実際には60mぐらい歩きます。途中ロープを伝って下りる場所もありますので、小さなお子さんと行かれる場合はくれぐれも手を離さないようにしてください。

視界がひらけたその先に、天狗岩。恐る恐るよじ登ると、その向こうには……

じゃーん!暖かすぎて、景色が白んじゃってますね。「わーい!」と喜んでいる息子も風景そっちのけ!ご安心ください。今年(2017)の元旦に訪れたときのキリッとした写真があります。

伝わりますでしょうか、もう、とにかく剥き出しなんです!!
展望台から見る絶景とはまったく別物です。動物園で檻に入ったライオンを見るのと、荒野で野生のライオンに遭遇する。別物ですよね?そのぐらいの違いがあります。
しつこいようですが、大人は必ずお子さんの身体をキープしてください。前々から「天狗さんがいるからね、手を離しちゃダメだよ」と言い聞かせておくことをおすすめします。

さて、次は、『帯石(おびいし)』。こちらは別の意味で、命にかかわる巨石です。

安産、子授けの仏様『帯石観音』

こちらが『帯石観音』を祀る普門寺。お城に似た石垣が邪を寄せつけない結界のようです。天狗岩しかり、神聖な場所には必ずと言っていいほど試練が待ち受けます。

長い長い石段!あえぎあえぎ登っていくと、いよいよお目見えです。

こちらが『帯石』。高さ約8m、周囲およそ30m!大きな丸い岩に帯のような凹凸が刻まれていることから帯石と呼ばれるように。島民からは安産、子授けの仏様として信仰されています。

そばには安産祈願の絵馬を奉納する場所も。私の息子もお世話になり、ときどき帯石を訪れては手を合わせています。帯石はこうした島民の祈りを千年以上前から受け止めてきました。この積み重ねが霊験あらたかな空気を生み出しているのかもしれません。

最後になりましたが、普門寺境内からの眺めは中国の世界文化遺産『西湖』にくらべられる絶景!ぜひ後ろを振り返ってみて下さいね。


●天狗岩
嵩山(だけさん)の中腹に飛び出した巨岩。標高約400m。瀬戸内海に点在する50以上の島を見渡せ、島の集落を眼下に多島美を楽しめる。安産祈願で名高い帯石観音の境内から古道を約150m上る。もしくは嵩山頂上へと通じる車道からのアクセスも可(冒頭の看板はこの車道沿いに設置されています)。

●帯石観音(普門寺飛び地境内)
所在地/山口県大島郡周防大島町日前
お問合せ/0820-73-0830
※カーナビは、上の電話番号か『おびいしかんのん』で設定できます。
http://17.pro.tok2.com/~sentekn/

瀬戸内Finderフォトライター 藤本雅史

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藤本 雅史

藤本 雅史

藤本 雅史/フォトライター 東京の広告会社と編集プロダクションを経て、3.11をきっかけにルーツである山口県に移住。 はじめは地域おこしと意気込むも、人口約100人の島のばあちゃんから聞いた「無人島になっても、それが自然なことならええ。またいつか人が住みつくときが来ようね」の一言に感銘を受け、肩の力が抜ける。 以来、雑誌や広告の企画・編集・執筆と少しの農業を生業としながら、大きなスケールの小さな声を求めて瀬戸内をあるく日々を過ごす。

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