もうすぐ夏休み。毎日暑いけれど、せっかくの夏休み。家にいてはもったいない!
恐竜や生きた化石と出会えるとっておきの公園があると聞いてやって来ました。
いざタイムスリップ!『太古の森』
その名も『太古の森』。名前を聞いただけでワクワクしてくるネーミングですね!
そんな太古の世界への入り口はこちら。
どんな冒険が待っているのでしょうか、胸が高まります!

入り口を抜けるとそこには長い水上アベニューが。
左右に見える広大な池の景色もゆっくり楽しみながら、恐竜たちの待つ場所へ!

向こう岸に着くと早速恐竜の看板がお出迎え!
はやる気持ちを抑えつつ、まずは恐竜のポーズで記念写真。
生きる化石『メタセコイア』
園内を突き進むと、そこには堂々と生い茂るメタセコイアの森が!
これが、生きる化石と呼ばれる『メタセコイア』。香川県三木町鹿庭出身の植物学者、三木茂博士により発見・命名された植物です。
メタセコイアは百万年前に恐竜と一緒に絶滅したとされていましたが、博士の発見後中国で現存が確認された、太古からの木なのです。
今では地理的遺存種(かつては広い範囲に分布していたが、今では狭い地域に限定されて生き残っているもの)として全国各地に植えられています。
『太古の森』は、そんな三木博士の偉業を記念して作られた森林公園なのです。
大きな恐竜もお出迎え
どーん!お待ちかねの恐竜その①!
こちらは『ディメトロドン(肉食)』。なんだか美味しそうな名前です。
写真のようにこんなに大きいのでちょっと怖いけれど、体の中に入らせてくれますよ。
初めは触るのも怖かったけれど、大きな口の中から笑顔でハイ、チーズ!
恐竜その②、『トリケラトプス(草食)』!
草食だからもう怖くない!このトリケラトプスは可愛いけれど、本当はもう少し大きかったのかな?

恐竜その③は、出ました『ティラノサウルス(肉食)』!
彼がいないと始まらない、恐竜界きってのスーパースター。
ここは『記念の丘』と呼ばれ、三木博士とメタセコイアについての由来が学べる場所。
遊ぶだけではなく、歴史的発見に触れることができるんですね。

こちらは『太古の広場』。
メタセコイアの林を中心に、古代に生存していたとされる動物たちのモニュメントが配置されています。
静かなこの広場では、太古の風を感じることができる気がしてきます。
日本では既に絶滅していたとされていた植物や恐竜たちに会えるこの『太古の森』。
この夏休み、ご家族やお友達と散策してみてはいかがでしょうか?
太古の森
所在地/香川県木田郡三木町大字上高岡2547-1
最寄駅/高松琴平電鉄長尾線白山駅
白山駅までのアクセス
瀬戸内Finderフォトライター 山田芽実
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この記事を取材したフォトライター
山田 芽実
香川生まれ。 高校卒業後、米国・京都・香川・東ティモールを経てまた香川在住。 地元のすてきさを改めて発見中。 絵を描いたり写真を撮ったりしています。
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