観光名所を旅行で訪れると、その土地ならではの名物や定番のお土産がありますよね。そんな定番土産は失敗こそないけれど、「みんなと同じでなんとなくつまらない」と思うことはありませんか? そこで今回は、宮島観光を考えている人におすすめしたい、相手を「おっ!」と喜ばせる宮島土産をご紹介します。
宮島土産その1『宮島張り子』
宮島に古くからあったものの、継承者不足でいったんは途絶えた宮島張り子。それを田中司郎さんが昭和50年に復活させ、今では遠方からもわざわざ買い求めに来る観光客もいるほど人気の宮島土産です。一般的な張り子と違う点は、石膏の型の内側にクラフト紙を貼りつけて整形するので表面が滑らかで美しいところ。また現代アートのようなビビッドな色彩が、モダンなインテリアとしても人気を集めています。干支の制作にとりかかる10月頃からはどの店舗でも品薄になるため、たくさんの種類から選びたいなら10~12月以外のシーズンが狙いめ。宮島島内のお土産店で購入できます。
宮島張り子を販売しているお土産店
※下記3店舗以外の宮島島内お土産店でも購入することができます
住所/広島県廿日市市宮島町中之町浜536-2
電話/0829-44-0352
住所/広島県廿日市市宮島町中之町浜1132
電話/0829-44-2047
宮島土産その2『宮島帆布』
宮島帆布は、オーナーの沖野比呂海さんが一つひとつ手作りしている帆布アイテム。帆布は、昔、船の帆に使われたほど丈夫な天然素材ですが、宮島帆布はその中でも特に丈夫なパラフィンコーティングされた帆布が使われています。通常の帆布より縫いにくいそうですが、「デイリーにガンガン使ってほしい」という想いからあえてこの帆布を選んでいるそう。帆布アイテムというと女性が好むイメージですが、宮島帆布は直線的なデザインやその素材感から男性にも人気が高く、カープや宮島をイメージする赤のキーリングやキーホルダーなど小物がよく売れています。
キーリング 800円/税込
キーケース 2,200円/税込
バッグは店で販売しているもののほか、オーダーメイドもOK。1人で手作りしているため、納品まで時間がかかることもあるそうですが、それでも生産が追いつかないほど要望は多いそう。インターネット販売を行っていないので、宮島のこの店舗でしか買うことができないというのも、ツウが選ぶ宮島土産としてポイントが高いですね。古民家をリノベーションした工房兼店舗もとっても素敵なので、ぜひ訪れてあなただけの宮島帆布アイテムを手に入れてみてはいかがでしょうか?
MINIトート(左)
ショルダーバッグ(右)
※オーダーメイド品の価格は内容により相談。
納品方法については、実物を直接確認いただいたうえで納品するシステムのため、商品の引き渡しは店舗でのみ可。(宅急便等による発送は不可)
住所/広島県廿日市市宮島町久保町290
電話/0829-44-0788
アクセス/宮島桟橋から徒歩17分
営業時間/10:00〜18:00
定休日/不定休
http://miyajimahanpu.com/
宮島土産その3『宮島はちみつ』
嚴島神社の背後にそびえる弥山原生林は昔から神として崇められ、手つかずの自然が残る世界遺産宮島の構成資産。その弥山の原生林の樹木の花から採れたはちみつが『宮島はちみつ』です。宮島で採蜜できるのは1年の中で6月から7月までの間だけ。6月にとれたはちみつを『初夏』(写真右)、7月に採れたはちみつを『夏』(写真左)と区別しているのは味がまったく違うから。あまりの味の違いに「採蜜する時期や花でこんなにも違うの?!」と驚く方も多いとか。『初夏』はさっぱりした甘みで、パンに塗って食べると美味しいそう。『夏』の方は甘みが濃厚で、香りも強いのでピザにかけるとチーズとの相性が抜群だそうです。
宮島はちみつ(120g) 1,200円/税込
宮島はちみつの取扱店
https://hatsuhana888.com/shop/
〈宮島はちみつに関するお問合わせ〉
住所/0829-20-5268
メール/info@hatsuhana888.com
https://hatsuhana888.com
※養蜂作業中の場合があるためできるだけメールでお問合せを
瀬戸内Finderフォトライター イソナガアキコ
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
この記事を取材したフォトライター
イソナガ アキコ
約10年のWEBディレクター業ののち、2014年よりフリーライター。 撮影を含む仕事も増える中、カメラ熱も上昇中。 2019年、インディペンデントな本屋さんを応援する「あいだproject」を創立。 本や本屋を起点にしたイベントをあれこれ妄想しては実行中。 URL/https://isonaga.wixsite.com/aidapress
Hashtags
旬のキーワード