岡山市中心部から車で約20分の金山寺地区に『招き猫』専門の美術館があります。国内はもちろん、台湾や香港からもわざわざ観光に訪れる人気スポットなんです!今回はそんな、岡山の隠れ名所に行ってきました。
国内初!『招き猫』専門の美術館
のどかな山間部にある『招き猫美術館』は、初代館長が昔ながらの日本の伝統である『招き猫』に魅せられ、収集をはじめたのがきっかっけで1994年にオープンされました。
さっそく入ってみましょう!
門の上には猫のオブジェがお出迎え!お願いごとをしながら、くぐっていきます。
まずは本館1階から見学します。築100年の古民家をリノベーションした館内は、木造の雰囲気と猫の展示がとてもマッチしている空間です。
続いて2階の展示室へ。重さ100kgのくすの木でできた猫をはじめ、700体の猫がズラーッとお出迎え!これは圧巻です!現代アーティスト作のものや、世界的に有名なポーセリンアートブランド『リヤドロ』の作品なども展示されていました。木、焼き物、石、紙などの素材のバリエーションもたくさん!
いざ絵付け体験へ!
次は別館の『ラッキーキャッツハウス』へ。願いごとが書かれたお札が、壁と天井一面に貼りつけられていました。さらに、願いが叶った人が貼っていくお礼札(500円)も隣の部屋にびっしり!私ももちろん、お願い事を書いて壁に貼ってきました♪
別館では絵付け体験(税込1700円/平日は要予約)ができます。まずは3体の素焼きの猫から一つ選びます。右手を挙げた猫は金運を招き、左手を挙げた猫は人(客)を呼ぶと言われています。色も金は『お金』、赤は『病封じ』などのそれぞれの意味を考えながら色をチョイス。絵筆を持ったのは久しぶりでしたが、お手本を見ながら絵付けしていくので簡単でした。
こちらが完成品!1時間弱でできるので気軽に楽しめます♪
おみやげ選びも楽しい!
最後はおみやげショップへ。一番人気は両手をあげた白猫『晴れの国おかやま名物福猫』(税込2500円)。両手で福を呼び寄せてくれます。これは一家に一体ほしいですね。
笑顔で接客してくれるのは、虫明ちさみさん。おすすめのおみやげだけでなく、『招き猫』についてもいろいろ説明してくれます。
猫好きの方はもちろん、それ以外の方も楽しめること間違いなしのユニークな『招き猫美術館』。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
招き猫美術館
住所/岡山県岡山市北区金山寺865−1
最寄り駅/JR玉柏駅
玉柏駅へのアクセス
開館時間/10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日/水曜日
電話/086−228−3301
入場料(一般600円、小・中学生300円)
http://www.manekineko-m.jp
瀬戸内Finderフォトライター 松本紀子
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この記事を取材したフォトライター
松本 紀子
岡山県瀬戸内市在住・フォトグラファー ウェディングフォトグラファーを経て、現在フリーランスで活動中。主にファミリーフォトを中心に人物写真を撮っています。また、カルチャー教室で「女子カメラ講座」の講師を担当。 まだまだ知られていない、ほのぼのとした瀬戸内の魅力を紹介していきたいです。 HPアドレスhttp://norikomatsumoto.com
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