瀬戸内で豊かに育つレモンや甘夏などの柑橘類、その葉、花、実の香りを思い浮かべることは出来ますか?
柑橘類の一大生産地である大崎下島では、5月初旬、一斉に咲き誇る甘夏ミカンの白い花の香りが島いっぱいに広がり、可憐な香りに住む人訪れる人が癒されます。
そして、収穫した甘夏ミカンの花を蒸留して生まれるのが、世界三大精油のひとつである『ネロリ』の日本版。
そんな『ネロリ』などのアロマオイルが作れちゃうカフェがあるのを知っていますか?
『ネロリの島cafe』でアロマオイル作り
島で育った甘夏ミカン、レモンなど季節の柑橘類の葉や花から、『ネロリ』などのアロマオイル蒸留体験が出来る『ネロリの島cafe』。
場所は、広島県呉市の大崎下島。
広島呉道路の呉ICから車で約45分の場所にあります。
安芸灘大橋を渡って行けるので、瀬戸内海に浮かぶ島々を間近に眺める『とびしま海道』ドライブを楽しみながら目的地へと向かいます!
葉を摘みに畑へ出かけ早速体験スタート!
到着したら、早速アロマオイル作り!
こちらでは、葉や花などを水蒸気で蒸して香りの成分を抽出する最もポピュラーな方法を用いています。
この時期(5月下旬~9月末)は、レモン畑に出かけ、葉を摘むところからスタート。
葉からもレモンの香りがするなんて、今まで知らなかった!レモンの花がこんなに華奢で可愛いらしいなんて!実際に畑に行くと発見がいっぱいです。
摘んだ葉は、一枚ずつボウルいっぱいになるまで切り取り、準備をします。
作業中も葉から広がるレモンの香りにとっても癒されるのです。
原料植物(レモンの葉)を蒸留釜に移し、沸騰させていきます。
蒸留中はレモンのさわやかな香りがふわ〜とお店中に広がってきて、究極の癒し空間に。
1時間ほどすると、沸騰した葉の蒸気が釜から冷却管へ。
冷却管で蒸気が冷やされ液体となり、『香り』の詰まった滴がゆっくりと落ちて来ます。
その過程まで、じっくりと観察できますよ。
『香り』の滴が、開始から1時間30分ほどでビーカーにいっぱいになりました。
ビーカーの水面に浮かんだのが精油、残った液体がアロマウォーターとなり、それぞれ別の容器に入れて自宅に持ち帰ります。
アロマウォーターは芳香スプレー、スキンケアなど様々な使い方が出来るそうです!
水面に浮かんだ精油は、とても芳醇だけど、摘みたての葉をイメージする青々とした香りがスパイスに。そして残香が長く持続します。
畑で採りたてレモンの新鮮な香りを封じ込めた!というイメージです。
ここまで野性味を感じる、力強い香りに出会ったのは初めて。
癒されるどころか、心身の疲れが一気に去っていく感覚です。
島で育った、採れたてのレモンの葉で作るオイルの香りは、当然市販のオイルとは大きく異なります。
このインパクトを是非体験してみてください。
自分だけのキャンドル作りも!
見逃せないオリジナルキャンドル作りもご紹介!
まず始めに、レモン、甘夏、だいだいなど、自分好みのアロマオイルを選び、ブレンドします。
ブレンドしたオリジナルアロマオイルとキャンドルを混ぜ、湯煎して溶かします。
溶かしたキャンドルを型に流し込み、固まらないうちに、飾り付けのドライフラワーで自分好みにデザイン。
あっという間に香り高いオリジナルキャンドルの出来上がりです!
仕事中の癒しとしてデスクに飾ったり、インテリアとして扉のノブに飾ったり、用途は様々。
こちらはオプションでお申し込み頂けますよ!
島の豊かな自然を『香り』で楽しむアロマ蒸留体験で、自然の恵みを受け取り、自分の心に癒しをプレゼントしてみてはいかがですか?
お知らせ
瀬戸内のレモンを中心に、国産の天然香料で作られた天然エッセンシャルフレグランス「Charme de Citron」。
2017年12月27日までの期間中に、クラウドファンディングで支援してプロジェクトが成立した場合、限定価格で商品を入手することができます!
このチャンスをお見逃しなく!
クラウドファンディングはこちらから
https://setouchibrand.jp/cfs/project/s/project_id/10
ネロリの島cafe
所在地/広島県呉市豊町大長5992‐86 小長港2F
営業時間/10:30~17:00
定休日/水曜
電話/0823-66-3021
料金/アロマ蒸留体験【ランチプレート・ドリンク付】5,500円(税別)
オリジナルキャンドル作り2,500円~(税別)
体験スケジュール/10:30ネロリの島café集合 11:00花摘み 12:30蒸留体験 16:00解散
https://www.hr-info.net/neroli
アクセス/【車】広島呉道路呉ICから安芸灘大橋を渡って約45分
※ターミナル東側にある広島県駐車場をご利用ください。
【バス】瀬戸内産交:中国労災病院バス停(新広駅近く)から1時間30分
さんようバス:広島バスセンターから2時間20分
瀬戸内Finderフォトライター 記事 ㈱Rainbow Sake菅波葉子/写真 Yusuke Minami
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この記事を取材したフォトライター
Rainbow Sake
菅波葉子 ㈱RainbowSake 菅波葉子(広島県出身) 2011年ハワイから帰国後、広島県に帰郷。 日本国内&ハワイの広告会社勤務の後、日本酒を海外に普及するPR会社㈱Rainbow Sakeを立ち上げました。 『SAKEで世界を笑顔で繋ぐ』その架橋になりたい!という想いで、日本とハワイ・シンガポールを中心とした海外を行ったり来たりしています。 帰国する度に地元の魅力を再発見し、瀬戸内海の心安らぐ穏やかな景色、新鮮で素朴な海の幸&山の幸に癒されています。 ㈱Rainbow Sake http://www.rainbowsake.com
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