白桃と共に人気の高い、岡山県で栽培されている人気フルーツ、ブドウ。夏から秋にかけて、県内各地でブドウ狩り体験が行われます。
今回は、大人気という『林ぶどう研究所』の『ぶどう食べ比べツアー』に参加してきました!
品種改良に取り組んでいるため、100種類以上のブドウの木を栽培しているという、民間では珍しい『林ぶどう研究所』。毎年7月から9月までの毎週土・日・祝に食べ比べツアーを実施しています(平日は応相談)。
JR岡山駅から10分ほど車を走らせると、田畑が広がるのどかな景色がみえてきます。ここが、岡山発の緑系ブドウ『マスカット・オブ・アレキサンドリア』の発祥地、岡山市津高地区です。
この建物が『林ぶどう研究所』の直売所。ツアーに参加するには、ここで受付をします。心弾ませながら早速、ハウスの中へ行ってみました!
ハウス中にあまーい香りが充満しています!
この日食べ比べるのは、12種類を2粒ずつ。時期によって品種が変わり、市場には流通しない珍しいものも入っているのだとか。
クイズ形式など盛り上がる仕掛けが満載
この方が、ブドウのことを愛してやまない『林ぶどう研究所』の林慎悟さん。4代目になるオーナーはブドウ一筋16年。「クオリティの高い品種改良と栽培に取り組む本気度を伝えるために『林ぶどう研究所』と名付けました」と慎悟さん。
食べ比べツアーでは、クイズが出題されます。「ブドウの房で一番おいしい部分はどこでしょう?」。正解は「上の方」。下よりも栄養が行き渡るからだそうです。楽しくブドウの知識が覚えられますね♪
イチオシは開発したマスカットジパング
わたしイチオシは、慎悟さんが10年かけて開発したという『マスカットジパング』。「日本を代表する品種にしたい」と名付けられたこのマスカット系の大きなブドウは、皮ごと食べられる種無しブドウ。2017年7月から市場に出たばかりだとか。口に入れてみると、甘くて美味しく、後味もさっぱりしています。
全てのブドウの説明が終わって、畑見学を終えるとお土産(300g〜400g)用の箱が用意されます。好きなものだけでも、全種類入れても良しの詰め放題。
詰め込んだ箱は、まるで宝石箱のよう。大人も子どもも楽しめる『ぶどう食べ比べツアー』。ぜひここでしか味わえない岡山のブドウをお試しあれ!
林ぶどう研究所
住所/岡山市北区津高525−1
最寄り駅/JR岡山駅
電話/086−251−4158
ツアー参加費/大人4,500円、中高生2,000円、小学生1,000円、6歳未満無料
http://www.grape-labo.com
瀬戸内Finderフォトライター 松本紀子
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この記事を取材したフォトライター
松本 紀子
岡山県瀬戸内市在住・フォトグラファー ウェディングフォトグラファーを経て、現在フリーランスで活動中。主にファミリーフォトを中心に人物写真を撮っています。また、カルチャー教室で「女子カメラ講座」の講師を担当。 まだまだ知られていない、ほのぼのとした瀬戸内の魅力を紹介していきたいです。 HPアドレスhttp://norikomatsumoto.com
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