2017.10.2
クルーズ

おもてなしの心あふれる『せとうちに浮かぶちいさな宿』/guntû(広島県尾道市)

瀬戸内の穏やかな海をめぐりながら、家族と、友人と至福の時間を過ごす……そんな夢のようなクルージングがいよいよ始まります。
2017年10月17日の就航を前に、宿泊型高級客船『guntû(ガンツウ)』の内覧会が、全航路の発着点でもあるベラビスタマリーナ(広島県尾道市)で開催されました。

guntûの全貌がいよいよ明らかに!

日本の屋形船を彷彿とさせる切妻屋根と、空や海の色に染まる特殊な反射素材をまとう船体。
guntûは造船の世界に建築という概念を初めて吹き込んだ画期的な客船としても話題です。
設計したのは日本の建築業界で最も注目される建築家の一人、堀部安嗣氏。

船内に入ってまず驚いたのは、エントラスの洗練された美しさ。
真っ白の天井と壁、床。そして吹き抜けに優雅な曲線を描く階段。
どこか茶道の精神にも通じるような、日本人ならではの美意識が垣間見えます。

いよいよguntûの客室へ!

客室に向かう途中の通路壁面に注目。
使われていたのは、一般的な客船ではまず目にすることがない天然素材の壁材。
素人目にもわかる丁寧な左官仕事から、guntûの宿としてのこだわりやおもてなしの心が伝わってきます。

客室は1、2階部分にあたるDECK1~DECK2に全19室あり、その全てがオーシャンビュー&ツインベッド。
写真のお部屋は全19室のうち16室を占める『テラススイート』(約50㎡)。
華美な装飾は一切なく、内装はいたってシンプル。
窓から見える瀬戸内の美しい景色さえあれば、どんな飾りも必要ありません。

こちらは広々としたテラスに露天風呂やソファルームを備えた『グランドスイート』(約80㎡)。
DECK1とDECK2に1室ずつあります。
ヒノキの湯舟に体を沈めて瀬戸の夕陽を眺める……って、どんな気分なんでしょう。
ああ、一度でいいから体験してみたい。

こちらはDECK2の船首部分に位置し、客室の中で最も広いスペースが確保されている『ザ ガンツウスイート』(約90㎡)。
船首方向に窓が設けられているので、波を切りながら進む景色をひとり占めできます。

guntûきってのくつろぎのスペース

guntûの目玉といってもいいのが、3階にあたるDECK3の片側に設けられた縁側。
ありそうでなかった、客船に縁側を造るという発想。
これまでの客船になかったのが不思議なくらい馴染んでいます。

取材時は船内の備品に触ることを禁止されていたのですが、この縁側だけはOK!ということでさっそく座ってみることに。
腰枕に背をゆだね、足をゆったり伸ばすと……これはもう、居心地がよすぎて立ち上がれません。

お好きなものを、お好きなときに……

DECK3には、木の温もりあふれるメインダイニングも。
『お好きなものを、お好きなときに、お好きなだけ』がguntûでのお食事の基本。
東京『重よし』の佐藤憲三氏が監修する、瀬戸の滋味をここでいただくことができます。

お茶を堪能できるコーナーも。
『樫舎』主人の喜多誠一郎監修の和菓子もふるまわれます。

とっておきのサンセットタイムを演出

縁側の続きの船首部分にオープンデッキが広がっています。
サンセットタイムにはシャンパンが用意されるそうですよ。
夕陽を眺めながらグラスを片手に家族と、友人と語らう人々……素敵すぎる風景です。

オープンデッキと続き間のカフェ&バースペース。
天井も高く、開放感たっぷりです。
取材陣も思わず顔がほころぶ居心地の良い空間でした。

本物の贅沢とは何かを気づかせてくれる

取材を通して感じたのは、guntûという船のおおらかさと静かな包容力。
こんなにも心がしっとりと満たされる船旅はそうそうないでしょう。
飾りたてられた豪華客船では決して味わえない、心にしみいるような幸福感。
瀬戸内の海上であなたも味わってみませんか?

※気になる航路や予約方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
 瀬戸内海を漂泊する旅/guntû(ガンツウ)


問い合わせ guntû Gallery(ガンツウギャラリー)
※予約制 東京都千代田区内幸町1−1−1 帝国ホテル本館中二階
TEL:03-6823-6055
FAX:03-6823-6056
HP: http://guntu.jp/

ライター イソナガアキコ

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イソナガ アキコ

イソナガ アキコ

生まれも育ちも広島という生粋の広島人。母の故郷は瀬戸内に浮かぶ愛媛の小島。子どもの頃、みかん倉庫の屋上に登って眺めた瀬戸の多島美は本当に美しかったなあ。いい歳のオトナになった今、瀬戸内の魅力を発信するフォトライターとして活動できることに喜びを感じる日々。現在は世界遺産宮島から徒歩圏内の自宅でライター業の傍ら、色彩心理学を勉強し、講師としても活動中。 URL/http://isonaga.wixsite.com/ikka

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