有名な観光地として知られる神戸ハーバーランドとメリケンパーク。そのちょうど中間地点に写真&カメラ好きにはたまらない場所があるんです。その名も『meriken gallery &cafeメリケンギャラリー』です!
倉庫をおしゃれにリノベした『上屋SO-KO』
JR元町駅から徒歩10分。神戸のシンボルタワー『ポートタワー』を目指して歩いていくと、その北側に古い倉庫をおしゃれにリノベーションした『Creative SOHO Space 国産2号 上屋SO-KO』が見えてきます。建築設計士・デザイナーなどが集うSOHOスペースなんだとか。
倉庫の入り口から階段をのぼって2階フロアへ。天井が高く、おしゃれな空間が広がっています。このフロアに、ギャラリー、カフェ、写真書籍や写真用品の販売コーナーが一緒になった『メリケンギャラリー』があります。
早速、写真展が開催されているギャラリーコーナーへ。著名な写真家やアマチュアカメラマンの作品などバラエティに富んだ展示がされているそう。今回はモノクロ写真の展示で部屋全体がクールな雰囲気!ゆっくり鑑賞していると…
なんと、今回の写真展の作家さんがいました!
木下アツオさんは、このギャラリーのディレクター。今回の写真展『なんとなくモノクローム』は、木下さんがフイルム写真で撮りためた神戸のスナップ写真を中心に展示。「リアル感をなくすなめに直接作品にライトをあてなかったり、音楽は高音域をカットしてバーにいるような雰囲気にしたり、展示にいろいろと工夫しています」と木下さん。作家さんから直接話を聞くことができるのも写真展の醍醐味ですよね。
このギャラリー、じつは写真の基礎から学べる『波止場の写真学校』(木下さんが学校長)も併設されていて、教室や撮影室、暗室などのお部屋も。関西はもちろん、中国地方、九州からも通っている生徒さんがいるそうです。
販売コーナーにカフェに盛りだくさん!
次に、ギャラリー内の販売コーナーへ。写真やデザインに関する書籍や写真用品がたくさん!写真のプリント用紙は、珍しい和紙や外国製の紙など、数多く揃っていました。私もお気に入りの写真用紙をゲットして大満足。プリントや額装などもこちらでお願いできるそうですよ。
写真グッズにときめいた後は、ギャラリー内のカフェでランチをいただきました。自然光が差す明るい空間に、たくさんのグリーン。とても居心地がいいんです。テーブルや本棚などの家具は全て木下さんの手作りというからすごい!
カフェスタッフさんのイチオシという『まろやかバターチキンカレー』(税込620円)をいただきました。バターのマイルドな味わいと、後からほんのりとくる辛さに、ハマりそう!
ドリンクは自家製の『ラズベリーソーダー(果肉入り)』(税込510円)を注文。ほどよい酸味と甘さがバランスよくておいしい!
写真やアートを通して人が集う場所
『メリケンギャラリー』で働くスタッフさんは明るくてとてもキュート。笑顔で丁寧に接客してくれました。店内には、アンティークのカメラや小物が展示してあり、どこかなつかしくホッとする空間です。写真好きの方も、そうでない方も、ぜひ一度足を運んでみて!
meriken gallery &cafeメリケンギャラリー
所在地/神戸市中央区波止場6-5 上屋SO-KO
最寄り駅/市営地下鉄海岸線みなと元町駅・JR元町駅
元町駅へのアクセス
営業時間/12:00〜19:00(日曜日は18:00まで)
定休日/月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜) および年末年始・夏期休日は除く
電話/078-362-1170
http://www.meriken.jp
瀬戸内Finderフォトライター 松本紀子
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この記事を取材したフォトライター
松本 紀子
岡山県瀬戸内市在住・フォトグラファー ウェディングフォトグラファーを経て、現在フリーランスで活動中。主にファミリーフォトを中心に人物写真を撮っています。また、カルチャー教室で「女子カメラ講座」の講師を担当。 まだまだ知られていない、ほのぼのとした瀬戸内の魅力を紹介していきたいです。 HPアドレスhttp://norikomatsumoto.com
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