雨が降る日が比較的少ないため、『晴れの国』と呼ばれる岡山県。フルーツの産地に適しているので、たくさんの果物が栽培されているんです。中でも、評価が高いのが、ブドウと白桃。そこで今回は、両方のフルーツ狩りが楽しめるイチオシ観光農園『桃茂実苑(ともみえん)』へお邪魔してきました。
4種のブドウで楽しむフルーツ狩り
岡山市中心部からドライブを楽しむこと約40分、岡山県赤磐市に入ります。丘陵が多く自然豊かで、ほのぼのとした風景が広がっています。
見えてきました!『観光農園』の看板が目印です!
桃茂実苑では、4種のブドウが栽培されています。
岡山発祥の『マスカット・オブ・アレキサンドリア』、大粒、種無しで皮ごと食べられる『瀬戸ジャイアンツ』、『シャインマスカット』。この3種は緑色系のブドウ。あとは、大粒の紫色系の種なし『ピオーネ』です。
創業当時より20年以上ブドウのお世話をしている藤原さんが、ハウス内を案内してくれました。
「栄養がいきわたるように、毎日粒を切って形を整える作業が大変ですが、お客さんにおいしいと言ってもらうととてもうれしい」と藤原さん。
皮ごとおいしい『瀬戸ジャイアンツ』
『ぶどうプラン』は、『ぶどう狩り+試食』や『試食のみ』など、いくつかのコースがあります。今回は『瀬戸ジャイアンツ狩り1房+試食20粒』(当日価格2700円、前日17時までの事前予約は2500円)のコースをチョイス!
『瀬戸ジャイアンツ』も、岡山発祥で上品な甘さが人気です。選び方のコツは、ブドウをいろいろ触って(優しくお願いします!)重量感を確かめながら、重そうなものを選ぶこと。その方が旨みも甘みも詰まっているそう。
ブドウ狩りを楽しんだあとは、試食コーナーへ。2〜3時間程冷やして食べるのがベストなため、先ほど収穫したブドウはおみやげ分、試食用は冷やした食べごろのブドウが準備されています。
早速、一粒いただくと、まずはそのジューシーさに驚き!さらに、さっぱりとした甘さが口いっぱい広がります。皮も薄いので丸ごと食べられます。
園内には、外国人向けに英語で説明された看板も! 英語で対応できるスタッフも常に1人〜2人はいるそう。
お土産や贈り物は直売所で!
農園から車で5分のところに直売所があります。
贈り物用のブドウや桃ゼリー、フルーツの果汁が入った発泡酒などがお土産用に販売されていました。
実は『桃茂実園』さん、名前のとおり、桃でもとても有名なんです。7〜8月にかけて23種の桃を栽培。その間、直売所には数種類の白桃が並びます。フルーツ狩りや旬の桃の試食プランもありますよ。
豊かな自然に包まれて、自らの手で収穫し、新鮮なフルーツをいただくことができるのはとても魅力的。次は桃狩りに行こう!と誓いました。
桃茂実園(ともみえん)
住所/岡山県赤磐市上市218-1
最寄り駅/JR瀬戸駅
瀬戸駅へのアクセス
電話/086-955-1928
https://www.hakutou.jp
体験プラン・予約フォームはこちら
瀬戸内Finderフォトライター 松本紀子
近隣で桃狩りができる農園
藤原園芸
農園ではぶどう狩り・梨狩り・桃狩りも行っています。
生産量が日本一の「ニューピオーネ」をはじめ、甘い蜜のような濃密な香りと深いコクのある甘さが絶品の「黄金桃」、大きな実が特徴で味や風味のよい「新高梨」など、岡山ならではの”旬の果物狩り”を体験できます。
住所/岡山県赤磐市沼田1235-6
最寄り駅/JR瀬戸駅
電話/086-955-6836
https://www.fujiwara-engei.com
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この記事を取材したフォトライター
松本 紀子
岡山県瀬戸内市在住・フォトグラファー ウェディングフォトグラファーを経て、現在フリーランスで活動中。主にファミリーフォトを中心に人物写真を撮っています。また、カルチャー教室で「女子カメラ講座」の講師を担当。 まだまだ知られていない、ほのぼのとした瀬戸内の魅力を紹介していきたいです。 HPアドレスhttp://norikomatsumoto.com
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