尾道商店街、パンダの遊具
広島県尾道市、尾道商店街。JR尾道駅付近から全長約2kmに渡って続くアーケード街を15分ほど歩いていくとキュートなパンダの遊具が置かれたスポットが。
「ここって有名なんだよね!」と立ち止まり、写真を撮る人の姿もちらほら。
『尾道町屋』を再現
ここは京都町屋ならぬ『尾道町屋』を再現したスポット。商店街に面した入り口から、約40メートル続く長ーい通り土間『まどろみ小路』を奥へと進めば、素敵な場所がひそんでいます。
メインストリートから一歩、小路へ。尾道町屋散策が始まりますよ。
『あくびカフェー』、テーマは旅と学校
まずはじめに、このスポットの入り口に当たるのが『あくびカフェー』。まどろみ小路に沿って店はやはり縦に長ーく、まるで木造校舎のよう。いきなりの異空間にドキドキです!
と言うのもカフェのテーマは『旅と学校』。明治時代は呉服屋さん、その後眼鏡屋さんとして使われていた店舗をリノベーション、窓は島の廃校から譲り受けました。
店内には実験道具や二宮金次郎の像(!)など学校アイテムがいっぱい。そして旅の情報発信をと、元は靴箱だった本棚には世界中のガイドブックが並びます。Wi-Fiも無料で使えますよ。
『あくびの給食ランチ』!
笑顔が素敵なあくびカフェー店主の濱田裕次郎さん。おすすめを尋ねるとニッコリ笑って「『あくびの給食ランチ』です、今作りますね!」と軽やかに厨房へ。
待ってました!まさに給食的なアルミの器が使われた特製『給食ランチ』。
この日のメインのカツレツにはたっぷりの野菜もトッピング。さすがは給食ランチです、栄養満点!紙の部分をめくるとアタリがあるかも?の、ライスの小旗も魅惑的です。
いちじく酢ドリンクで思い出がよみがえる
店長濱田さんのお薦めドリンクは、尾道の銘品『カクホシ酢』謹製いちじく酢で作るサイダー割。
窓と同じく小学校から譲り受けた階段の板を再利用して作られたカウンターでいただけば、子どもの頃を思い出したりして。おりしもBGMは80年代アイドルソング。リアルタイムで聴いていた当時がよみがえります!
宿泊者のためのモーニングセット
そんなこんなでついのんびり過ごしてしまい、店の奥にあるレジに向かうと、壁には宿泊者専用の朝食メニューが。
そう、あくびカフェーの奥にはゲストハウスがあるのです。そしてさらにその奥には…。尾道町屋散策、なんと連載第2回に続きます!Coming soon!
あくびカフェー
所在地/広島県尾道市土堂二丁目4-9
最寄り駅/JR尾道駅
営業時間/月火水金11:00~19:00 土日祝11:00~18:00 (変動あり)
※ラストオーダーは閉店30分前
休/ 木曜日
電話/050-5240-3127
P/無
サイト/http://anago.onomichisaisei.com/
※英語版フード、ドリンクメニューあり
瀬戸内Finderフォトライター 増田 薫
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この記事を取材したフォトライター
増田 薫
愛知県岡崎市出身。ライター/詩人。 詩とエッセイのワークショップ『ほし紡ぎ/https://hoshitsumugi.wordpress.com/』運営。 東京、神奈川での学生/社会人生活を経て、夫と息子、家族3人で四国へ引っ越し10年目になりました。愛媛県の島々を中心に、地元に息づくとっておきのスポットをひとつひとつ丁寧にレポートさせていただきます。 愛媛、素敵なところです。どうぞいらしてくださいね。
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