全国各地に1160駅(R1.6月現在/国土交通省調べ)あるという道の駅。今や定番の観光スポットですよね。
その発祥といわれているのが、国道191号線沿いにある『道の駅阿武町』です。
さすが道の駅発祥というだけあって、見どころ満載です。
まずは一番広い面積を占める、物産直売所『あぶの旬館』。
開店10時とともに多くのお客が押し寄せます。
阿武のうまいもんがズラリと並ぶ中、一番の人気を誇るのが鮮魚コーナー。
毎朝10時半頃になると、町内の漁港から朝獲れたての新鮮なお魚が次々に入荷します。
どの買い物カゴもあふれそうなほどのお魚でいっぱい!
それもそのはず!小アジが10匹以上はいって1パック150円など、どれもありえない安さ!
地元だけでなく、遠方から料理人もかけつけるほどの人気だとか。
物産直売所内には、獲れたての魚を使って目の前で握ってくれる寿司カウンターもあります。(※土日祝日限定)
安くて美味しい握り寿司は握った端から売れていきます。
広大な敷地には物産直売所以外にも家族連れで楽しめる様々な施設があります。
グルメ店が多いのも魅力のひとつ。旅の醍醐味といえばやっぱりグルメですよね!
例えば、獲れたて海の幸を堪能できる定食。
写真は『鹿島定食』。秋が旬の『ぼてこ(カサゴ)』の煮つけが絶品でした。
朝獲れのお魚で造ったお刺身もご覧の通りの活きのよさ!
魚がおいしい町だからこその「漁師めし」も人気です。メニューは時期によっても変わるので、ぜひ店頭で確かめてみてくださいね。
魚だけじゃない!阿武町名物『無角和牛』
海の幸以外にも名物メニューがもう一つ。
山口県のみで飼育されているという『無角和牛』を使った肉料理です。
『無角和牛』とは名前の通り角のない和牛で、そのほとんどが阿武町で飼育されており、毎月3頭しか出荷されないという希少性の高いお肉。
写真は、1年のうち10月から年末までのシーズンしか提供されない無角和牛の生肉を使った期間限定メニュー『無角和牛と県産野菜の陶板焼き』。
厚めに切られたサーロインとリブロースが柔らかくジューシーでとっても美味でした。
まだまだある!道の駅阿武町名物
こちらが炭火焼きで一つひとつ焼き上げられる名物『蒸気船まんじゅう』。
阿武町や萩市の人にとっては、たい焼きより馴染みの深いソウルフードだとか(なんと誕生のきっかけは約100年前の日露戦争だとか!?)。
ほら、こうやって写真を撮るとフォトジェニック!
キッチンに特別に入らせてもらうと…… ほら!炭火で手焼き!
だから皮がパリッと香ばしくて美味しいんです。餡子とクリームが選べて1個130円。
小腹がすいた時のおやつにぴったりです。
お腹いっぱいになった後はプールで軽く運動はいかが?
実はこの道の駅には温水プールまであるんです!
しかもその規模は本格的で、25メートル6コースのプールのほか、子ども用のプールにサウナまであります。
写真は撮れませんでしたが、道の駅の2階には日本海に浮かぶ鹿島や夕日の絶景を眺望しながら入ることができる天然温泉もあり、すぐ近くにある清ヶ浜で遊ぶサーファーやキャンパーたちもよく訪れるとか。
レジャー施設も充実する『道の駅阿武町』。これからの行楽シーズンにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
道の駅 阿武町
住所/山口県阿武郡阿武町大字奈古2249
アクセス/中国自動車道美祢東ICから約63km
電話/08388-2-0355(代表)
駐車場/無料(146台)
http://www.abucreation.com
<施設>
物産直売所『あぶの旬館』
営業時間/10:00~18:00
定休日/元日
電話/08388-2-0355
温水プール
営業時間/
7/1~7/19|平日13:00~20:00、土日祝11:00~19:00
7/20~8/31|10:30~19:30
9月~6月は13:00~20:00 ※土日祝は11:00~19:00
電話/08388-2-3382
定休日/月曜日(祝日の場合営業)
日本海温泉『鹿島の湯』
営業時間/10:00~21:00(受付20:30まで)
電話/08388-2-3106
定休日/水曜日、年末年始
瀬戸内Finderフォトライター イソナガアキコ
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この記事を取材したフォトライター
イソナガ アキコ
約10年のWEBディレクター業ののち、2014年よりフリーライター。 撮影を含む仕事も増える中、カメラ熱も上昇中。 2019年、インディペンデントな本屋さんを応援する「あいだproject」を創立。 本や本屋を起点にしたイベントをあれこれ妄想しては実行中。 URL/https://isonaga.wixsite.com/aidapress
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