三次市の『高谷山展望台』へ、霧の海を見に行こう
山間盆地として有名な広島県三次(みよし)市の『高谷山展望台』は、秋から早春に発生する濃い霧が市街地を覆い、『霧の海』が広がることで知られています。
この霧の海開きとなった10月初旬の早朝、絶景を見るために早起きしてきました。
霧の海が現われやすい条件は3つ。
・10月〜3月の早朝
・風が少なく晴れた日であること
・高気圧が張り出し放射冷却が起こっていること
条件をクリアした時だけに現われる神秘的な『霧の海』へどのようにたどり着いたか、本記事で紹介します。
『高谷山展望台』へのアクセス方法!
『高谷山展望台』は三次市の中心街から一番近い山『高谷山』にあります。標高は490メートル。ふもとの入り口から700メートルで展望台に着きます。徒歩でも登ることができますが、日の出前に『高谷山展望台』へ向かう場合、道路が暗いため車での移動が安全です。
『高谷山展望台』より手前300メートルのところに駐車場が整備されています。駐車スペースは約30台分ありますが、10月~3月は混雑することも多いため、日の出より1時間程度早めに駐車することをおすすめします。
駐車場よりゆるやかな坂道を上ると『高谷山展望台』へ到着。1Fと2Fに展望スペースがあり、多くの方が利用できるようになっています。
思わずうっとり、霧の海から望む御来光
太陽が顔を覗かせ始めるころには、霧の海から昇る御来光を一目みようと、展望台にたくさんの人が集まります。
展望台最前列へ。霧の海をゆっくりと昇る太陽に目を奪われます。
視界を遮るものはなく、穏やかな霧の海が目の前に広がり、そこから悠然と朝日が昇る。
その景色は言葉にならないほど神秘的で美しく、時間を忘れてしまいます。
限られた気象条件の時だけしか現われない景色ですが、ぜひチャレンジして欲しい絶景。一見の価値ありです。
夜も楽しめる『高谷山展望台』
霧が晴れた『高谷山展望台』からは三次市内を一望することができます。特に水蒸気の少ない冬は、街の灯りがさらに煌びやかに輝きます。
またうっすらと霧が発生したときの、霧と夜景が交わる幻想的な景色もおすすめです。
晴れた日の朝、ぜひ早起きして『高谷山展望台』へ足を運んでみてください。もし運悪く霧が晴れていても大丈夫。夜にも三次市の絶景が待っています。
高谷山展望台
住所/広島県三次市粟屋町
電話/0824-64-0066
駐車場/約30台
アクセス/JR三次駅より車で15分 中国自動車道三次ICより車で20分
ホームページ/ http://www.asahi-net.or.jp/~rs9s-mrok/
瀬戸内Finder Yusuke Minami
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