ネコ好きが集う『白猫堂ノスタルジック』
徳島県鳴門市の市街地から少し離れた場所にある『白猫堂ノスタルジック』。
住宅街の一角にこぢんまりとたたずむお店なのですが、知る人ぞ知る雑貨屋さん。
特にネコ好きさんからはかなりアツい支持を受けているようで、一度来店するとリピーターになる人続出!
県内のみならず、県外のお客さんもいらっしゃることが多いのだとか。
しかも、観光ついでに…というのではなく、この「白猫堂さん目当てでやってきました!」という人もいるぐらいなんだそうです!
レトロな雰囲気をあえて残して、自宅の一角をお店にしたとのことで、白いのれんと昔ながらの引き戸が店名どおり、どこかノスタルジーを誘います。
店内には、ネコ顔バッグに、ネコふきん、ネコの絵がカワイイお皿やカップ、食器などが所せましとテーブルや棚に並んでいます。
決して広くはない店内ですが、その空間はとても心地よく、並んだ商品をじっくりと吟味してしまいます。
よーく見ると、同じカタチのお皿やカップでも、ネコの表情やしぐさが違っているものも…!
単に『カワイイ』だけじゃなく『面白い』も潜んでいるアイテムが多くあるので、そんな発見を探すことに必死になっちゃいそうです。
ネコ好きの第六感をくすぐるアイテムたち
県内の作家さんにお願いして制作してもらっているという、ここだけのオリジナルアイテムも多数あります。
なかでも、『栂瀬窯(つがせがま)』のアイテムは、値段も手ごろで、形はそれぞれスタッキングできるほど均一にそろっているのに、一つひとつネコの顔や形がすこーしずつ違っているんです。
持ち手部分の肉球のアクセントがかわいいマグカップは1300円!
小皿やミルク入れは300円で、奥にあるネコ型のお皿は700円。
値段もお手頃なので、コーヒーブレイク用にすべて揃えたくなっちゃいます。
こちらも同じく栂瀬窯のお皿と箸置きのセット。
箸置きはお魚形で、ネコが座るお皿のお料理を食べてしまうと、食べられた後の魚の骨が出現。
このユーモアセンスに思わず微笑まずにはいられません。
ネコの姿もご覧の通り、寝そべっていたり、ちょっと耳をそばだてていたり…。
こちらは新たに取り扱いを開始したという、岡山の『ほたる庵』のネコの小さな置物で、いろんなネコたちを1匹1匹コレクションしたくなること請け合い。
たまたま岡山からこの作家さんがお店を訪れたときに、ネコの置物を作っていることを知った店主が作品を見て、その場で即取引成立となるほど、愛らしさにほれ込んだというのも納得のほんわかした雰囲気を醸し出しています。
今年の大ヒット商品は面白い招き猫!
今年のお正月イチ押しアイテムだったのが、この招き猫たち。
お正月のみならず、コンスタントに売れ続けている人気商品ナンバーワンとなりました。
ロシアのマトリョーシカよろしく、名前は『はりこーシカ』。
張り子のネコが重なって一番大きなネコに収納される形の、なんとまあユニークな招き猫!
手前の柄タイプは1匹1匹色柄が違います♪
オーソドックスな白のものもシンプルで赤い座布団がとってもお似合い。
ちなみに、この座布団にはマグネットが仕込まれていて、張り子ながらもちゃんと座布団に鎮座するという安定感も◎。
プレゼントにもぴったりの逸品です。
「ネコにまつわるアイテムの品ぞろえの良さは、徳島一だと思いますよ」と控えめながらも自信たっぷりのコメントをくれた店主の大浦さん。
とっても柔らかい雰囲気の方で、ネコの話はもちろんのこと、雑貨の話から生活のアレコレまで、あらゆるカテゴリーのお話が楽しめます。
リピーターが多いというのは、アイテムのセレクトだけでなく、店主の人柄あってこそだと納得!
実際、雑貨そっちのけで、大浦さんとのおしゃべりを目当てに来店される人もいるのだそうです(笑)。
もちろん看板娘は、ネコちゃんです!
そして、大浦さんの愛猫が看板娘…ならぬ、看板ネコのそらちゃん♪
大浦さんのおしゃべりではなく、そらちゃんに会うことだけを狙ってやってくるお客さんもいらっしゃるのだとか。
私が取材に行った際も、ちゃんとお出迎えしてくれました。
定位置はカウンターの上、店主のパソコンのすぐ横にある専用ベッド。
なんと、カメラを向けると、ドヤ顔でウインクしてくれたそらちゃん! か…カワユイ…。
実は、あの岩合光昭さんに取材されたこともあるという、岩合さんお墨付きの看板ネコちゃんなのです。
お昼寝するそらちゃんに会えると、いいことあるかもしれませんね!
ネコ好きの心をわしづかみする雑貨たちに、かわいい看板猫そらちゃん、そして、癒し系キャラの店主…。
三拍子そろったこちらは、『観光ついで』というよりは、徳島・鳴門観光のコースに、ぜひ組み込んでほしいお店です!
白猫堂ノスタルジック
所在地/鳴門市撫養町木津541-2
最寄り駅/JR教会前駅
教会前駅へのアクセス
営業時間/10:00〜18:00
定休日/月曜日・イベント出店日
電話/090-6988-2986
http://sironekodo.ocnk.net/
瀬戸内Finderフォトライター 板東悠希
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この記事を取材したフォトライター
板東 悠希
徳島生まれの徳島育ち。阿波(徳島)弁と英語のバイリンガル。 愛車はアイボリー×オレンジのイカしたバイク=トライアンフのボンネビルT100(865cc)。 1度結願した四国遍路はまだまだ何度も巡るつもりで、2020年に逆打ち中。 以前の勤務先で海外取引を担当した経験を活かし、 海外と個人や企業を結ぶ英語サポートビジネスを展開中。 webの英語化や、輸出入業務、英語での連絡代行といったお手伝いをしているほか、 全国通訳案内士、香川せとうち地域通訳案内士として、ガイドとしても活動しています。 www.studio-bang-do.com
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