日本三景であり、世界遺産にもなっている宮島。
国内外からの観光客は増加の一途をたどり、2017年はついに史上最高の来島者数になりそうなんだとか。
そんな宮島についにあのスターバックスがオープンしました。
日本初!船で行くスターバックスが誕生
「宮島にスタバができるんだって!」とオープン前から噂でもちきりだった『スターバックス コーヒー厳島表参道店』が、ついに2017年11月22日にオープンしました。
船に乗っていく日本発のスターバックスとしてさっそく注目を集めています。
ウェルカム感いっぱいのバーカウンター
1階はお馴染みのバーカウンター。
『宮島ブルワリー』のビールスタンドも同じフロアにあります。
バーカウンターの4人のパートナー(*スターバックスではスタッフのことを『パートナー』とよびます)笑顔が素敵すぎて思わず記念撮影。
マニュアル通りでない、彼らの温かい接客もスターバックスの大きな魅力の一つですよね。
このオープンを機に集合した4人ということですが、すでに息もぴったり!
地域とのつながりを意識した店舗デザイン
店舗入り口は表参道沿いに1つと、表参道と並行に走る海岸通り沿いにもあります。
あれ!?こちらの海岸通りの看板のロゴ、なんだかちょっと違う!?
そうなんです。スターバックスのロゴといえば緑色ですが、こちらの看板のロゴは黒。
スターバックスは地域とのつながりを大切にしたいとの思いから、地域の特性に合わせて専属デザイナーが1店舗ずつ設計しています。
今回は宮島の景観に合わせて、特別に黒バージョンとなったそうです。
宮島をリスペクトする杓子アート
2階のフロアの壁面に施されているのは、宮島の伝統工芸である杓子を使ったアート。
730枚の杓子でスターバックスのロゴのセイレン(人魚)のウロコを表現しています。
このアートからも宮島をリスペクストする想いが伝わってきますね。
階段で展開するコーヒーストーリー
2階の客席フロアへはエレベーターも利用できますが、コーヒーの世界にどっぷりつかるならぜひ階段にご注目を!
階段の踊り場にあるのは、コーヒー農園の台所をイメージしたというディスプレイ。
コーヒー豆の入った器に、ここでも宮島の杓子がセットされています。
壁に飾られたコーヒーの花や実の写真パネルを眺めつつ階段を登ると…
登った先に開けるのがこの景色。
つきあたりの壁にあるのはコーヒー農園の広大な風景が描かれた大きな絵。
大きな窓から望む、瀬戸内海の雄大な景色とともに、コーヒーストーリーはクライマックスを迎えます。
コーヒーの世界にどっぷりつかるために用意された客席も実にバリエーション豊富。
海に面した窓側にはほら、こんな気持ちよさそうなイスが並んでいます。
「宮島にスターバックスを出店するのが長年の夢だった」と語るスターバックス店舗開発部門の責任者松村氏もここからの眺めがとっても気に入っているそう。
こんな座り心地のいいイスに座ってコーヒーを飲んだら、もう立ち上がれないかも(笑)。
宮島観光の名所がまた一つ、増えた予感です。
スターバックス コーヒー 厳島表参道店
所在地/広島県廿日市市宮島町459-2
アクセス/宮島フェリー桟橋より徒歩約11分
営業時間/9:00-20:00
定休日/不定休
http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=1354
瀬戸内Finderフォトライター イソナガアキコ
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この記事を取材したフォトライター
イソナガ アキコ
約10年のWEBディレクター業ののち、2014年よりフリーライター。 撮影を含む仕事も増える中、カメラ熱も上昇中。 2019年、インディペンデントな本屋さんを応援する「あいだproject」を創立。 本や本屋を起点にしたイベントをあれこれ妄想しては実行中。 URL/https://isonaga.wixsite.com/aidapress
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