きらきら輝く海に、無数に浮かぶ小さな島々。そんな瀬戸内海の美しい風景を手軽に楽しむなら、橋を渡るのがいちばん!なかでも世界最大級の橋である『瀬戸大橋』は、渡るだけで立派な旅のアクティビティになります。
今回は、本州の岡山県から四国の香川県へと向かうルートをご紹介。それでは、さっそく行ってみましょう!
スポット 1
鷲羽山(岡山県倉敷市)
鷲羽山(わしゅうざん)は、瀬戸大橋を間近に見下ろす絶好の展望地。
山の中腹まで車道が整備され、絶景を見ながら手軽なハイキングが楽しめますし、瀬戸内を代表する夕陽名所の一つとしても知られています。
展望台で休憩したら、ぜひ山頂まで登ってみましょう。登山道は緩やかで歩きやすく、瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら、こんな素敵な風景をカメラに収めることができます。
これぞ、まさに瀬戸内を代表するビュースポット!
『瀬戸大橋』は1本の橋ではなく、6つの長大橋とそれらをつなぐ高架橋を総称して瀬戸大橋と呼ばれています。道路・鉄道併用橋(上部が自動車道路、下部に鉄道)としては、なんと世界最大級!(総延長13.1 km) 山頂で雄大な景色を堪能したら、再び車で出発です。
鷲羽山から児島インターへと向かい、瀬戸中央自動車道に乗っていざ瀬戸大橋へ。
巨大な橋をハイスピードで駆け抜けるこの感じ! まさにドライブ旅のだいご味です。ただし、左右に広がる多島美に気を取られてハンドルを誤らないようご注意を。
スポット 2
とらや(香川県坂出市)
瀬戸大橋のたもとにある坂出市に到着。坂出北インターを降りて車で約2分の場所に、地元で人気のうどん店『とらや』があります。
一見普通のぶっかけうどんですが、どんぶりの脇に添えてあるのは……わさび!? このとらや名物『明うどん』は、黒糖を加えた甘めのだしとわさびの辛さが絶妙にマッチ。食べればきっと、旅の一ページにぴりりとした思い出が加わるはずです。
レンタカーでめぐる讃岐うどん旅Vol.5〜坂出編〜】この味、クセになる! ぶっかけだしとわさびで食べる『明うどん』/とらや(香川県坂出市)
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スポット 3
東山魁夷せとうち美術館(香川県坂出市)
おいしい讃岐うどんでお腹を満たしたら、本日最後のスポットへ出発。先ほどまでとは、またひと味ちがう瀬戸大橋の風景が楽しめます。
訪れたのは『香川県立東山魁夷せとうち美術館』。東山魁夷(1908―1999年)は『青の画家』と呼ばれ、静謐で透明感あふれる作風で知られています。魁夷の祖父が瀬戸内の櫃石(ひついし)島出身であることから、2005年に櫃石島の見えるこの場所に『東山魁夷せとうち美術館』が誕生しました。
さて、ここでおすすめの瀬戸大橋ビューがこちら。
瀬戸内海に面した美術館のカフェ『な・ぎ・さ』。ここで、スイーツとともに瀬戸大橋と島々の風景をゆっくり味わいます。鷲羽山や橋の上で過ごしたアクティブな時間とは違った、静かなひととき。素敵なたびの余韻にひたるのにぴったりの場所を見つけました。
いかがでしたか? 瀬戸大橋とひと口に言っても、いろんな楽しみ方があります。あなたもぜひ、世界最大級の橋を渡ってみてくださいね!
瀬戸内Finder編集部
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