俵山温泉で出会った、焼きたてスコーンと深煎りコーヒーの香り。/ユーカリとタイヨウ+COFFEE & ROASTER YAMA(山口県長門市)

山口県長門市の俵山温泉。古くから湯治場として栄えた西日本屈指の名湯です。

湯治宿が所狭しと並ぶ通りから、坂を少し下った先にあるのが焼き菓子店『ユーカリとタイヨウ』。元々商店として使われていた建物は約20年もの間、空き家になっていたそう。

店主の小坂ゆかりさん。長く住んだ静岡を離れ、俵山に家族で移住したのは2013年のこと。静岡でも焼き菓子のお店をされていました。お菓子を焼くのと同じくらい、店頭でお客さんと接する時間を大切にされています。

ユーカリとタイヨウの焼き菓子

この日、店頭に並んでいたのはオーガニックココアを使ったクッキーや、有機アールグレイのクッキーなど7種類と、スコーンが4種類。「子どもの頃はケーキが好きじゃなかった」と話すゆかりさん。十代の頃、アメリカの方から頂いた手作りのブラウニーがあまりにも美味しくて、衝撃を受けたのだそう!その体験が大きなきっかけとなり、その後アメリカやフランスに渡って、お菓子作りの勉強をされました。

人にも自然にもやさしいものを

「甘さが控えめでちょうどいいね、ってお客さんに言われることが多いのですが、砂糖の量はあまり意識していません。それよりも、その素材がどんな風に栽培され、作られて今ここにあるのか、ということが気になります」
ユーカリとタイヨウは『希望の光』を意味するそう。店内にはお菓子以外に靴下や食材など、ゆかりさんセレクトの様々な商品が置いてありました。目の前のものがどんな工程を経て作られたのか、その道筋に目を向けることは、人にも自然にも優しい暮らしにつながります。

スコーンとコーヒーの絶妙コンビ

黒糖のスコーンとイチジクのスコーンをいただきました。素材そのものの味が引き立っていて、じんわりとおいしい。焼きたてを逃しても大丈夫。トースターやオーブンで温めると美味しさが復活しますよ。カリッと香ばしい外側としっとりとした歯触りの両方が楽しめます。スコーンを食べながら、コーヒーをひと口。ゆるゆると心がほぐれていく…。ところで、このカナヅチマークのコーヒーは…?

『YAMA』という名のコーヒースタンド

お隣のCOFFEE & ROASTER YAMAです。エスプレッソマシンやコーヒーミルの並ぶ10坪にも満たない店内は、まるで秘密基地のよう!店主の小坂保成さんは、ゆかりさんのご主人です。元は倉庫だった部分を改装し、2017年にオープンしました。

深煎りでコクのあるコーヒーを

こちらは保成さんが愛用する、直火式の焙煎機。少量ずつこまめに焙煎するので、新鮮なコーヒー豆を提供できます。深煎りには直火式焙煎機が向いているのだそう!

店内にはレコードからSpotifyまで、アナログもデジタルも網羅しながら色々な音楽が流れます。コーヒーと音楽、好きなものに囲まれ「最高の場所!」と笑顔で話す保成さん。

たちのぼるコーヒーのいい香り。俵山温泉でゆっくりお湯に浸かった後は、一杯のコーヒーとおやつで体も心もさらにほぐしてくださいね。


ユーカリとタイヨウ
所在地/山口県長門市俵山5042-2
営業日/金、土、第1・第3日曜日 ※イベント出店などでお休みの場合もありますのでご来店前にご確認ください
営業時間/11:00~15:00
電話/0837-29-0826
http://www.eucaly-taiyo.co/
https://www.facebook.com/eucaly.taiyo/
メール/info@eucaly-taiyo.co

COFFEE & ROASTER YAMA
所在地/山口県長門市俵山5042-2
営業日/金、土、第1・第3日曜日
営業時間/11:00~15:00
電話/070-3782-0033
https://www.facebook.com/coffeeyama/

瀬戸内Finderフォトライター 武井奈々

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武井 奈々

武井 奈々

武井奈々/フォトライター
大阪生まれ大阪育ち。
大阪、東京、バンクーバーを経て、祖母の家がある山口県へたどり着きました。
どこへ行っても「大阪っぽくない」と言われます。
今は山口の東側、瀬戸内海の小さな町におばあちゃんと二人暮らし。
写真を撮ったり記事を書いたり、種をまいたり海に浮かんだりする毎日。
周防大島に小さな宿を開くつもりで準備中です。
瀬戸内海ってほんとう気持ちのよいところです。

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