冬の味覚。牡蠣で満腹になる幸せ!
冬!香川! とくれば…そう、『牡蠣焼き』! 今年も巡ってきた牡蠣好きの浮き足立つ季節。
実は筆者も関西から来県した友人のリクエストに応えて、今シーズンはすでに牡蠣焼きデビュー済。今日は取材でお邪魔します~!
美味しい牡蠣食べ放題の『かき焼浜川』
やってきたのは香川県の牟礼(むれ)の海辺にある『かき焼浜川』。
こちらでは毎年11~3月ごろ(年により変動するため要問い合わせ)に牡蠣焼き食べ放題が楽しめます。
中ではご主人が、牡蠣の出荷作業中。こちらでは地方発送も行っています。
ご主人は牡蠣のオフシーズンは漁に出ている幼少の頃からの漁師さん。
目を見張るほどの手さばきで、今朝採りたての牡蠣の殻を次々剥いて選り分けていきます。
聞くと、牡蠣は1回に何億個もの卵を産むそうで、大体1年ほどで私たちが食べる状態の大きさになるんだとか。
かき焼き2時間食べ放題開始!
こちらで冬の期間だけ行われているのが『かき焼き2時間食べ放題(かきめし・味噌汁付き)』!
この日は県内のウォーキングサークルの皆さんが来店して、文字通り大賑わい。
この時期の牡蠣焼きは毎年恒例のイベントだそうで、今日は7kmほど歩いてやって来たのだとか。
調味料や飲み物などは持ち込みOKのため、皆さん自由に牡蠣焼きをカスタマイズしていましたよ。
牡蠣焼きが初めての方でも、そうでない方でも、牡蠣プロである店員のお母さん達が優しく面白く牡蠣の食べ方を教えてくれるので安心。
自分で焼きながら食べるというのがまた美味しさに拍車をかけてくれますね。
見てください、このプリップリの牡蠣!
醤油、ポン酢、レモン、いやチーズ?ああ、どんな味付けをしようか迷います…!
毎日獲れたての牡蠣を提供
『かき焼浜川』の牡蠣が美味しいのは、毎日朝早くに獲った牡蠣を提供しているため。
早朝に獲った牡蠣は、この水槽の中で空気を送り込む装置によりお客さんに出す直前まで生かしておくそう。
「出来るだけ新鮮な状態の牡蠣をお客様に」という思いからできた、大事な工程の一つなんですね。
お母さんたち太鼓判!大人気のかきめし
筆者が前回個人的に来店した時は牡蠣の食べ過ぎで食べることが叶わなかったこの『かきめし』。
実はこれ、店内のお母さん全員が太鼓判を押す、『かき焼浜川』のザ・名物なんだとか!
それもそのはず。台所にお邪魔すると、このビジュアル!幸せの湯気!
こんな牡蠣がまるっと入っているなんて知らなかったよ!もっと早くに教えてよー!
悶えていると心優しいお母さんがそっとかきめしとお味噌汁(これにも牡蠣がしっかり入っていますよ!)をつけてくれました。
いただきます!!
これ…お釜ごと買い取りたいくらいすっごい美味しいです。
牡蠣が丸ごと入ってるのも嬉しいし美味しいし、何よりホッとする優しい味付け。7杯もおかわりした強者もいるんだとか。
沢庵もお母さん手作りのもの。こんなの毎食でも食べたい…!
「ここのかきめし食べて帰らんなんてもったいない!食べな来た意味ないで~」と言われるのも納得です。
こちらのかきめしは、もちろん今日もお客さんに大人気。お持ち帰り用に注文をするお客さん多発で台所は大忙しのようでした。
ごちそうさまでした!!
寒い冬だからこそ楽しめる牡蠣焼きは期間限定!地元民が愛する香川の牡蠣焼きを是非楽しんでみてくださいね。
かき焼 浜川
住所/香川県高松市牟礼町原625-5
電話/087-845-2613
期間/11〜3月(年によって前後するため要問合せ)
営業時間/11:00-21:00(19:00までに入店・要予約)
料金/食べ放題120分3,300円(かき飯、味噌汁、漬物付き)
定休日/不定休
http://www.kamure.jf-net.ne.jp/murekakiyaki/hamakawa.html
瀬戸内Finderフォトライター 山田芽実
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
この記事を取材したフォトライター
山田 芽実
香川生まれ。 高校卒業後、米国・京都・香川・東ティモールを経てまた香川在住。 地元のすてきさを改めて発見中。 絵を描いたり写真を撮ったりしています。
Hashtags
旬のキーワード