徳島の素材をふんだんに使った料理を存分に味わえる、ちょっと贅沢な隠れ家的リゾートホテル/モアナコースト(徳島県鳴門市)

2018年に開業から30周年を迎える『モアナコースト』は、鳴門海峡が目前に広がるステキな立地にも恵まれたリゾートホテル。
こちらの近くには『大塚国際美術館』や鳴門大橋から真下に渦潮を見ることができる『渦の道』、渦潮を間近に観ることができる観潮船乗り場などもあるため、観光にももってこいの宿なんです。
旅好きだった社長がヨーロッパや東南アジアなどを幾度となく旅し、自身が理想とする宿を生まれ育った場所に作り上げました。

歴史を感じるステキなヨーロッパの宿を思わせる雰囲気の外観です。

徳島の素材を存分に味わえるレストラン

リゾートホテルでありながら、宿泊することよりも食べることがメインになる、と言ってもいいほど、提供する料理が自慢。
レストラン『フィッシュボーン』は、平日のランチでも満席になるほどの人気です。
イタリアの郷土料理をベースに、シンプルで気取らないスタイルながらも、さりげない華やかさを感じさせる料理の数々は、徳島産の新鮮な素材をふんだんに使っているにもかかわらず、値段もお手頃。
県外の大都市で暮らす人たちがここの料理を口にすると「こんなにクオリティ高いのに、この値段でいいの!?」と思わず驚かれることが多いのだそうです。

パスタは本場イタリアのものを直輸入して使用するほか、季節に応じてキッチンスタッフが手打ちで作ることもあります。
この日は、すぐそこにやってきている春を感じさせるような、菜の花とエビを使ったパスタが供されました。
風味豊かなオイルとガーリックの味わいが、素材と絶妙にマッチ!
非常にシンプルな味つけで、素材の味を存分に引き出したいという意図が、一口食べれば実感できます。

宿泊の場合のスタンダードコースメニューは、温かいものと冷たいもの2種類の前菜に、パスタ、メイン料理に、自家製のフォカッチャとデザート、食後のドリンクという大満足の内容。
魚介類はその日の朝に採れたものを使い、カルパッチョなども1種の魚だけではなく、4~5種類使うこともあるため、そのバリエーションにお客さんが感嘆することもあるのだとか。
鳴門海峡の海の恵みに感謝すること間違いなしです。

また、野菜も徳島産のものにこだわっており、鳴門金時やすだち、レンコンはもちろんのこと、季節によっては自家菜園で採れた野菜やハーブなどを使うこともあるそうですよ。

鳴門の海の幸をとことん味わって

スタンダードのコースだけでも十分に料理のおいしさを満喫できるのですが、せっかくなので少しグレードアップして、さらなる贅沢メニューを味わうのもオススメ。

+1,300円で人気ナンバーワンの『鮑のソテー ブルギニオンバター風味』を前菜に追加できます。
うまみがしっかり凝縮されたソースは自家製のフォカッチャにつけて、残さず召し上がれ。

そして…鳴門といえば、色鮮やかな桜色が美しい鳴門鯛が有名。
渦潮でも有名な鳴門海峡は潮流が非常に速いため、そこで揉まれたマダイは、身が引き締まりながらも適度に脂がのって、全国的にも高い評価を得ています。
この鯛のうまみをギュっと閉じ込めた『天然鳴門鯛の岩塩包み焼き』は、ボリュームと食べごたえのある一品。
2,500円プラスしてぜひ味わってください。

お部屋でのステイも心ゆくまで堪能して

料理が魅力的なことはさんざん書きましたが、こちらの宿がさらにスゴいところは、部屋のステイでも最高の非日常が楽しめるところです。
全室メゾネットタイプの客室にはプライベートジャグジーがついており、本館ではオーシャンビューを楽しみながら、別館では里山の自然を味わいながら、ゆっくりとお風呂につかることができるなんて…贅沢すぎます…。

2015年に完成した別館『Villa Bell Tramonto』は、大人のみの利用に限定されるため特に落ち着いた雰囲気。
ジャグジーからは沈む夕日を眺めることができるのも、またオーシャンビューとは違った趣があってステキ。
記念日を祝うご夫婦などの利用が多いということにも納得です。

別館は家具などにもこだわっており、カッシーナのソファ、シモンズのベッド、BOSEのBluetooth対応スピーカーにエスプレッソマシンなどが備えられているので、時間を忘れて過ごせること間違いなし。
24時間ゆっくりできるプランや、ランチを取ってから部屋でジャグジーを堪能して夜まで過ごせる日帰りプラン、女性のひとり旅を応援するプランなど、バリエーション豊かなステイプランも魅力的です。
料理もお部屋も、遠慮せずにどちらも欲張って最高の滞在を体感してください。


モアナコースト
所在地/徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦高砂186-16
営業時間/ランチ11:30〜15:00(L.O14:00)、
土曜・日曜・祝日は~15:30(L.O14:30)
定休日/無休
電話/088-687-2255
食事料金/ランチ1296円・1944円・3132円・5400円、
ディナー4860円・6480円・8640円・10800円
宿泊料金/1泊2食付1万5660円~
http://moana.co.jp/

瀬戸内Finderフォトライター 板東悠希

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板東 悠希

板東 悠希

徳島生まれの徳島育ち。阿波(徳島)弁と英語のバイリンガル。 愛車はアイボリー×オレンジのイカしたバイク=トライアンフのボンネビルT100(865cc)。 1度結願した四国遍路はまだまだ何度も巡るつもりで、2020年に逆打ち中。 以前の勤務先で海外取引を担当した経験を活かし、 海外と個人や企業を結ぶ英語サポートビジネスを展開中。 webの英語化や、輸出入業務、英語での連絡代行といったお手伝いをしているほか、 全国通訳案内士、香川せとうち地域通訳案内士として、ガイドとしても活動しています。 www.studio-bang-do.com

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