1枚に牡蠣を1粒まるごとあしらった、贅沢おせんべいの旨味に脱帽!牡蠣まるごとせんべい/マルイチ商店(広島県東広島市)

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牡蠣まるごとせんべい

このネーミングを目にして、私は「んなわけない!」と思わずつぶやいてしまったのです。
薄っぺらいせんべいに、どうやって牡蠣をまるごと使うのか…?
ちょっとやさぐれモードだった私は「ふん、どうせ牡蠣を乾燥させてすりつぶし、その粉末をせんべいの生地に練りこんだとかいうオチなんだろう…」と、斜にかまえてしまっていたのです。

でも、いざ箱を開けて、せんべいの個包装を目にして、私は焦りました。
「アレ…、なんかせんべいの真ん中に、大きい何かが…」
いわゆる『えび煎餅』を思わせる、淡いオレンジ色のせんべいの真ん中には、明らかにせんべいの生地とは異質なものが鎮座しているのです。
「そんなわけ…ないだろ…???」

牡蠣がひと粒、そのまんまの姿で!

ドキドキしながら個包装を開けてみます。
袋の中から現れたのは、直径約7cm、厚みが2~3mm程度の丸いおせんべい。
でも、真ん中には確かに…!牡蠣が1粒まるごと、その姿のまま…、いる!
私の予想ははずれもはずれ。
本当にその商品名どおり、一目瞭然の『牡蠣まるごとせんべい』だったのでした。

ならば、いざ食さん!
ぺったんこのおせんべいになってしまったにもかかわらず、牡蠣自体の旨味、そのまんま生きてます…(感涙)。
独特の磯の香りと、ほのかに味蕾を刺激する牡蠣ならではの苦味…。
ぱりぱりしているのに、なぜか噛めば噛むほどじわじわと焼き牡蠣の旨味が液体となってほとばしっているかのような錯覚さえ覚えます。
安芸津の海で育った牡蠣は、若干小ぶりではあるけれど、身が締まって味が濃厚なことが特徴なのだとか。
2年の歳月をかけて成長した牡蠣を、手作業で選別して使うというひと手間も、このおいしさに現れているのだな…と感動するのでありました。

そのせんべい生地自体の旨味にも驚愕

私の予想を見事に裏切った美味なおせんべいに白旗を上げた私ですが、牡蠣の旨味だけでなく、おいしさの秘密はまだほかにもある…と感じたのです。
この淡いオレンジのせんべい…色はえび煎餅みたいだけど、全然違う…!

普通『せんべい』と聞くと、だいたいが米由来のものを思い浮かべるはず。
でも、こちらのせんべい、味わいが普通のおせんべいとは全く違うんです。
深い旨味と、お米のせんべいとは違った香ばしさが感じられるのはなぜ…?と思い、よくよくパッケージを見てみると…なんとこのせんべいの生地に使われていたのは、レンガの生産地だったこの広島県安芸津町の赤土で育った『まる赤じゃがいも』だったのです!
ほかにも、原材料にはバターも含まれているようで、牡蠣にもじゃがいもにもよく合う取り合わせで、しかもしっかりとコクを感じられるのはそのせいなのか…と納得。

牡蠣をまるごとひと粒、おせんべい1枚にあしらうというインパクトだけでなく、素材の味を活かすのはもちろん、見事な味のコンビネーションで単なるおせんべいには終わらせない、という並々ならぬ心意気を感じる逸品です。
ビールだけでなく、おいしい日本酒にも合うのは間違いなさそう♪
みなさん、ぜひご賞味あれ。


『マルイチ商店』の 牡蠣まるごとせんべい
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https://setouchibrand.jp/products/omiyage.php
瀬戸内Finderフォトライター 板東悠希

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板東 悠希

徳島生まれの徳島育ち。阿波(徳島)弁と英語のバイリンガル。 愛車はアイボリー×オレンジのイカしたバイク=トライアンフのボンネビルT100(865cc)。 1度結願した四国遍路はまだまだ何度も巡るつもりで、2020年に逆打ち中。 以前の勤務先で海外取引を担当した経験を活かし、 海外と個人や企業を結ぶ英語サポートビジネスを展開中。 webの英語化や、輸出入業務、英語での連絡代行といったお手伝いをしているほか、 全国通訳案内士、香川せとうち地域通訳案内士として、ガイドとしても活動しています。 www.studio-bang-do.com

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