瀬戸内7県のフォトライターが各県の特産品を贈りあう『ライターバトン企画』。
山口県在住の藤本のところに届いたのは、香川県の川井知子さんからの贈り物です。
箱から飛び出てきたのは『おととせんべい』と『旅茶』。渋いながらも、むしょうにそそられるネーミングとパッケージ!そそくさと封をあけると……
うお!魚っ!?
さまざまな『とと(魚)』が一枚のせんべいにそのまま張り付いています。
タコにヒラメに、鯛、カレイ……なんて贅沢なせんべいなんだ!!
もう1つの『旅茶』もなにかあるに違いない。封を開けようと手を伸ばすと……
裏にメッセージが添えてあります。
「瀬戸内の海を泳いでいるような気持ちで、楽しいお茶の時間を過ごしてください」
最後の句読点「。」から派生するぷくぷくの泡が海にいざないます。
香川からはるばる山口へお越しいただいた旅茶です。丁重にもてなさなければということで(笑)、萩焼で淹れさせていただきます。
急須にティースプーンで2杯。一度湯のみに移したお湯を急須に注ぎ、蓋をして待つこと約1分。
爽やかなイエローグリーンです。
さっそく、いただきます!
ほどよい渋みのあとに、お茶の甘みがすーっと広がります。
口のなかに旅情が漂ううちに、おととせんべいをほうばります。
まるごと、タコせんべい!
かじりついているのは「開けたときから気になってたんだよね~」という妻です。
私はお馴染みの『ベラ』。(山口では『ギザミ』といってよく釣れるんですが、高級魚らしいです)
ふわっと香る瀬戸内を感じながら、これまた温暖な瀬戸内・讃岐で育ったお茶で一息。
むしょうに懐かしく、心の底からほっとします。
最後に、記念のおととせんべい一覧です。
最初に撮っておけばよかった!と後悔するも時すでに遅し。何匹かは妻と私の胃袋を泳いでいます。
「遠く離れていても、瀬戸内の海でつながっているんだな~」としみじみ……
川井さん、ありがとうございました。香川からの懐かしい便り、しかと受け取りましたよ!
お次は、徳島県の飛田さんに山口県のアレをお贈りします。お楽しみに~!!
●おととせんべい
『象屋元蔵(きさやもとぞう)』
所在地/香川県高松市藤塚町1-9-7
営業時間/10:30~17:30
定休日/月曜、年末年始
http://www.ototosenbei.com/
●旅茶
『高瀬茶業組合』通販サイト
http://marche.sun-age.or.jp/products/detail.php?product_id=72
瀬戸内Finderフォトライター 藤本雅史
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