尾道三山も一望!尾道市街の真正面にそびえ立つ巨岩ミステリーゾーン!/岩屋山(広島県尾道市)

尾道の古代ミステリーゾーン!?

岩屋山(いわややま)は、『しまなみ海道』が通る向島(むかいしま)の北端近くにそびえ立つ標高102mの山。
しまなみ海道『新尾道大橋』を渡ってすぐの場所に位置し、尾道市街からも尾道水道を隔てた対岸にその山容を望めます。

岩屋山の山頂近くには謎の巨石群が密集していて、古代の巨石信仰の聖地であったといわれており、『尾道の古代ミステリーゾーン』として話題になっています。
登山口はしまなみ海道の高速道路脇にありますが、尾道方面からアクセスするにはしまなみ海道の『新尾道大橋』ではなく、通行無料の『尾道大橋』を通っていく必要があります。

入口の坂を登っていくと、すぐに多数の巨石が目に飛び込んできます。
そして、いくつか鳥居をくぐって先へ進んでいくと現れるのが『飛び出す石』と呼ばれる巨石。真下から見上げると、二つの巨石をやや小さい岩が絶妙なバランスで支えているのが分かります。

岩盤に造られた道を登っていき、この巨石群の裏側に回りこむと、先ほどとは別の大きな岩が真っ二つに割れています。
そして、その割れ目に入っていくと、岩の壁面に磨崖仏(まがいぶつ)が彫られているのです。

実は不思議なことに夏至の太陽がこの割れ目の東側から昇り、冬至の太陽が割れ目の西側へ沈むように造られていて、その理由や目的はほとんど謎に包まれているのですが、この現象は岩屋山の巨石群が人々に信仰されていた証だと考えられています。

岩屋山の山頂にも異様な奇岩が鎮座!

先ほどの巨岩の割れ目から山頂までもうひと息なのですが、登山道を振り返ると『しまなみ海道』の高速道路が蛇行しながら南へと延びています。
巨石群の西側には尾道水道や造船所のクレーンなども望めますよ。

山頂にはお堂が建っていて、その隣にも不可思議な形をした巨石が鎮座しています。

まるで恐竜の頭部のようにも見える異様な形。すぐ側まで登ってみると、その巨大さに圧倒されます!
古代には、ここで人々が何らかの儀式や祭事を行っていたのでしょうか!?謎は深まります…

竹林を抜けて尾道三山パノラマビューへ!

山頂から北側へ続く道を進むと、緑の竹林が広がっています。木漏れ日が柔らかく差し込み、先ほどの巨石地帯とは雰囲気がガラリと変わります。
竹林の先には大神山・大元神社の境内があり、その脇を通ってさらに北へ進むと『尾道三山パノラマビュー』と呼ばれる展望地に到着!

『尾道三山パノラマビュー』では東西に伸びる尾道水道が見渡せ、その名の通り『尾道三山』である浄土寺・西國寺・千光寺の境内が望めます。
不思議なことに、いずれの寺院もここから真正面に眺めることができ、この3つの古寺が意図的に岩屋山に向けて建造されていることが確認できます。
浄土寺が616年、西國寺が700年代中ごろ、千光寺が806年の創建と伝わりますが、これら尾道三山の古寺と岩屋山の関係性にも大きな謎が残されているのです!

岩屋山の標高は102mですので、登山口から徒歩20分ほどで気軽に登れる山なのですが、まだ解明されていない謎が多く残る『しまなみ海道』屈指のミステリーゾーンなのです!


◇岩屋山
所在地/広島県尾道市向東町80-1
電話/0848-38-9184(尾道市観光課)
営業時間/年中いつでも訪問可能
利用料金/無料
駐車場/なし(周辺の路肩に駐車可能)
最寄駅/なし
https://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=729
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣

大きな地図を見る>

この記事が役に立ったらいいね!してね

関連キーワード

関連記事

この記事を取材したフォトライター

松岡 広宣

松岡 広宣

松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/

「アート」のランキング

「アート」の記事はまだまだあります

アート一覧

Features

特集

特集一覧
PAGE TOP