未来に残したい徳島の味・あいおい晩茶を好きな人、この指とまれ!/カフェあすなろ (徳島県那賀郡那賀町)

みなさんは阿波番茶を飲んだこと、ありますか?
阿波番茶は徳島特産のお茶です。やや酸味のある独特の味わいは好みが分かれるところですが、私は大好き!カフェインが少なく、妊婦さんでも飲めると、昔から親しまれてきました。

相生晩茶のワークショップに行ってきた

阿波番茶は数年前、テレビの健康番組で紹介されたことで品切れになるほど爆発的に売れ、現在もその人気は続いています。主な産地は上勝町と那賀町相生地区。どちらの地域も生産者の高齢化や担い手不足のため、生産量はそれほど多くありません。

そうした課題解決に取り組み、若い人にも興味を持ってもらうため、相生地区では那賀町の地域おこし協力隊がお茶作りをワークショップ形式で行っています。

相生地区で生産される阿波番茶を、地元では『相生晩茶(あいおいばんちゃ)』と呼んでいます。茶摘みといえばやわらかな新芽を摘み取る光景を思い浮かべるかもしれませんが、相生晩茶の茶摘みは真夏!

酷暑の中、固く大きく育ちきった茶葉を、枝ごとしごきとるようにして手摘みします。

炎天下での作業はキツいうえ、素人は思ったほど収穫できません。しかし丸坊主になるまで無心で葉を摘みとるのは、なかなか爽快!大勢で作業するのも楽しく、時折吹き抜ける風の心地よさや、冷たいお茶の美味しさといったささやかな幸せにも気づかせてくれます。

現在も昔ながらの製法で作っています

収穫した茶葉は乾燥を防ぐため、井戸水をかけて保管します。

一両日中に釜で湯がき、揉んで、空気が入らないよう踏み固めながら樽に敷き詰めます。

重石をのせたら約2週間、微生物乳酸菌による発酵を待ちます。蔵や樽に住み着いている土着菌は家によって異なるため、生産者ごとに微妙な味の違いが生まれるのも特徴です。阿波番茶、相生晩茶は徳島県内の産直市で購入できるので、飲み比べてみるのもおもしろいですよ。

相生番茶のおいしい入れ方

樽から出して天日干しにし、乾燥させれば『相生晩茶』のできあがりです。

沸騰したお湯を注いで、2~3分後、黄金色になったら飲み頃。水1リットルに対して茶葉を軽く一掴みくらいが目安です。アイスでもホットでもお好みで召し上がれ。

ワークショップ参加者には『あいおい晩茶』がもらえました。このお茶は『カフェあすなろ』でも販売中。茎の部分を集めた茎茶や気軽に楽しめるティーパックもあり。売り切れ次第終了ですので欲しい方はお早めに。

2018年もあいおい晩茶の試飲会やワークショップなど、魅力を伝えるさまざまなイベントを企画中。希望される方は『カフェあすなろ』(担当:森)までお問い合わせください。


カフェあすなろ
所在地/徳島県那賀郡那賀町大久保岡崎22-5
営業時間/月曜~金曜9:00~15:00、木曜は7:00~14:00
定休日/土曜、日曜、祝日(祝日が木曜の場合は営業)
電話/0884-62-2729

瀬戸内Finderフォトライター 飛田久美子

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飛田 久美子

飛田 久美子

飛田久美子(とびたくみこ) 1973年生まれ。 徳島県在住。 徳島県の出版社で10年以上勤務し、月刊誌の編集長を務める傍ら、MOOKや企業のパンフレット、HPなどの制作に携わる。2014年12月よりフリーのライター兼編集者に。美味しいもの、楽しいこと、新しいものはいち早く知りたいタイプ。自分史や自費出版の編集、電子書籍なども気軽にご相談を!2015年4月より地域おこし協力隊として、移住対策と地域資源の活用がライフワーク。

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