岡山県瀬戸内市長船町は平安時代後期から刀鍛冶の本場として知られ、たくさんの名刀を生み出したことで有名です。そして現在でも刀匠に関する史跡が残っており、刀剣をメインとした博物館『備前長船刀剣博物館』があります。今回は『ペーパーナイフ製作講座』を受講して、世界で1本だけのマイペーパーナイフを作ってきました!
刀剣女子が急増中!
数年前から『歴女』や『刀剣女子』などでブームが広がりつつある刀剣。その魅力を存分に堪能できるのがこちら『備前長船刀剣博物館』。
まず館内の入り口で最初に目に入ったのは、大きなスクリーン。鍛刀の流れをビデオで見る事ができます。他にも作業行程のパネルの展示などがあるので、ここでしっかりと刀剣について学べます。
さてここでクイズです。刀はだいたい何キログラムでしょう?実際に刀を持って重さを体験できるコーナーです。
意外に重かったー! 正解は実際に行って確認してみてくださいね♪
一般公開されている工房を見学
1階と2階に展示室があります。備前刀を中心とした特別展、テーマ展を年間6回開催しているそう。刀剣の種類によって展示の仕方が違うため、刃が上に向いたものや、下に向いたものなどさまざまです。刀って勉強すればするほど、奥が深いんです。
公開鍛錬場では刀匠さんが実際に製作しているところを見学することができます(毎月第2日曜の午前11時〜、午後2時〜 各1時間ずつ・予約不要)。火があがると迫力満点の光景なんでしょうね!
世界でひとつだけのペーパーナイフを!
さていよいよ、『ペーパーナイフ製作講座』(税込み1500円、5名以上から受付、来館2週間前までに要予約)です。
こちらは刀匠の安藤祐介さん。ペーパーナイフの作り方を丁寧に説明してくれます。早速はじめてみましょうー!
自分の好みの形にやすりで削っていきます。思ったより力がいります。仕上げはちゃんと安藤さんが形を整えてくれるので安心。
所要時間は約1時間半。世界にたったひとつのペーパーナイフの出来上がり。安藤さんお手製のカバーにいれて大事に持って帰ります。
その他にも、『小刀製作講座』や『日本刀手入れ講習会』などの体験講座もあるのでぜひホームページをチェックしてみて!
最後は売店でおみやげ選びです。オリジナルのお菓子や刀剣関係の手入れグッズ、小刀、ペーパーナイフなど、お手軽価格のものが売れ筋だとか!安藤さんのペーパーナイフも大人気だそう。刀剣に興味ある方もそうでない方もきっと楽しめる博物館となっていますので、ぜひ立ち寄ってみてください!
備前長船刀剣博物館
所在地/岡山県瀬戸内市長船町長船966番地
最寄り駅/JR長船駅
長船駅へのアクセス
開館時間/9:00〜17:00(入場は16時半まで)
>来館予約ページはこちら
休館日/月曜日(休日の場合は翌日に振り替え)祝日の翌日、年末年始(12月28日〜1月4日)、※展示替時は臨時休館あり
電話/0869−66−7767
https://www.city.setouchi.lg.jp/site/token/
瀬戸内Finderフォトライター 松本紀子
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この記事を取材したフォトライター
松本 紀子
岡山県瀬戸内市在住・フォトグラファー ウェディングフォトグラファーを経て、現在フリーランスで活動中。主にファミリーフォトを中心に人物写真を撮っています。また、カルチャー教室で「女子カメラ講座」の講師を担当。 まだまだ知られていない、ほのぼのとした瀬戸内の魅力を紹介していきたいです。 HPアドレスhttp://norikomatsumoto.com
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